「樹上生活」 残る文化・残らない文化 その2

 人類は、樹上から地上へ、生活の場を
換えます。
 四手(前手・後手)を用いて枝や幹を伝
って移動する生活から、後手を足として
大地を歩く生活へ移行します。

 移動する役割が減少した前手は、道具
も用いて、様々な物を作りだします。
 二本足での歩行と二本手による複雑な
動作は、火の使用や言語の獲得などと相
まって、人類に文化をもたらします。

 樹上生活から地上生活への移行が進歩
だとする見方からは、樹木に頼る生活よ
り樹木に頼らない生活を進歩だとする見
方が生じがちです。
 しかし、木登りして遊んだり、樹上の
家作りを夢想したこども時代は、何を物
語っているのでしょうか。
 既成概念に囚われなければ、人類のふ
るさとである樹上に誰しも魅せられるこ
とを示しているのではないでしょうか。
            <つづく>

「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

      前回の問題 解答
 2012年にブラジルで開催された国連持
続可能な開発会議で、次の演説を行った
のは、2010年から2014年までウルグア
イの大統領を勤めたホセ・ムヒカです。

 水不足や環境の悪化が、いまある危機
の原因ではないのです。
 ほんとうの原因は、わたしたちがめざ
してきた幸せの中身にあるのです。
 見直さなくてはならないのは、わたし
たち自身の生き方なのです。

 

      今日の問題 
 大乾燥化に見舞われた700万年前のア
フリカで、従来からの生活圏(熱帯性森
林)に留まれたチンパンジーの仲間は
○○で、従来からの生活圏(熱帯性森林)
を去らねばならなかったヒトの仲間は
◎◎でした。
 
 ○○と◎◎にあてはまる組み合わせは
どれでしょう。
  A ○○は勝者 ◎◎は敗者
  B ○○は敗者 ◎◎は勝者

 

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