龍飛崎(津軽半島の最北端)を後にして、小泊道・竜泊ラインとも呼ばれる国道339号線を南下します。
この津軽半島西岸は、日本の秘境100選の一つになっています。
海岸線を離れる国道339号線に代わって、県道12号線・十三道を進みます。
するとまもなく、十三湖に着きます。
十三湖は、津軽平野の中央部を北流する岩木川が、日本海へ流出する地点にあります。
周囲長は約31km、水深は最大でも数mしかありません。
淡水と海水が混ざり合う条件を生かし、シジミ漁が盛んです。
鎌倉時代から室町時代にかけて、十三湖の西岸に、十三湊が栄えました。
博多津などと並ぶ、当時の日本十大港の一つに数えられるほどでした。
やがて、流入する河川からの堆積作用などにより、水深は浅くなる一方で、港としての役割を果たさなくなっていきます。
前回の問題 解答
長野盆地は、別称で「善光寺平」と呼ばれています。
今日の問題
「十三湖」と「十三湊」は、それぞれ何と読むでしょう。
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