温室効果ガスの一つとして、二酸化炭
素が問題視されています。
たとえば大船渡市における観測結果を
見れば、「月平均気温の上昇」と「二酸化
炭素濃度の月平均値の上昇」は、明らか
に相関しています。
金星の、二酸化炭素濃度は96.5%で、
表面平均気温は464℃。
地球の、二酸化炭素濃度は0.036%で、
表面平均気温は15℃。
現在は非常にかけ離れているものの、
昔を遡れば、地球も二酸化炭素濃度は高
く、表面平均気温は高かったと、思われ
ます。
二酸化炭素濃度と表面平均気温を急激
に下げたのは、「水の海」や「酸素発生型
光合成細菌」や「真核生物」などの力です。
真核生物の代表例は、サンゴです。
造礁サンゴは、大気中の二酸化炭素を
取り込んで炭酸カルシウムと化します。
三億年前、海面下にあったサンゴ礁が
陸地化して、日本列島の一部となります。
それが、秋吉台(石灰岩・カルスト台地・
鍾乳洞)です。
秋吉台は、膨大な量の二酸化炭素を個
体化した、貴重な自然遺産です。
前回の問題 解答
神の数・365の約数は、1と5と73と365
の、4個です。
1+5+73+565=444
今日の問題
石灰岩1㎥を完全に溶かすと、何㎥の
二酸化炭素が発生するでしょう。
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