『秋吉台は二酸化炭素を』 8月の学園だより

 温室効果ガスの一つとして、二酸化炭
素が問題視されています。
 たとえば大船渡市における観測結果を
見れば、「月平均気温の上昇」と「二酸化
炭素濃度の月平均値の上昇」は、明らか
に相関しています。

 金星の、二酸化炭素濃度は96.5%で、
表面平均気温は464℃。
 地球の、二酸化炭素濃度は0.036%で、
表面平均気温は15℃。

 現在は非常にかけ離れているものの、
昔を遡れば、地球も二酸化炭素濃度は高
く、表面平均気温は高かったと、思われ
ます。
 二酸化炭素濃度と表面平均気温を急激
に下げたのは、「水の海」や「酸素発生型
光合成細菌」や「真核生物」などの力です。

 真核生物の代表例は、サンゴです。
 造礁サンゴは、大気中の二酸化炭素を
取り込んで炭酸カルシウムと化します。

 三億年前、海面下にあったサンゴ礁が
陸地化して、日本列島の一部となります。
 それが、秋吉台(石灰岩・カルスト台地・
鍾乳洞)です。
 秋吉台は、膨大な量の二酸化炭素を個
体化した、貴重な自然遺産です。

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      前回の問題 解答
 神の数・365の約数は、1と5と73と365
の、4個です。
 1+5+73+565=444
 

 
      今日の問題 
 石灰岩1㎥を完全に溶かすと、何㎥の
二酸化炭素が発生するでしょう。

 

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