滝桜は、長い歳月を隔てて発生する巨大地震にも、怯むことなく咲き続けてきました。
永長地震(平安時代)
鎌倉大地震(鎌倉時代)
明応地震(室町時代)
慶長地震(江戸時代)
明治三陸地震(明治時代)
大正関東地震(大正時代)
そして今回、東北地方太平洋沖巨大地震が、滝桜を襲いました。
滝桜は、東京電力福島第一原子力発電所から、西方へ約50km離れて聳えています。
東風に乗って、放射性物質が流れて来たことでしょう。
降り続く雨に打たれて、放射性物質に覆われていることでしょう。
それでも、大混乱に陥っている人間界を余所に、凛として咲き誇っています。
永久に流れ下る滝走りのように、満開の花房を四方八方へ垂れ流しています。
東風吹けど雨に打たれど滝桜
千歳の氣迫萬花の生氣
< 完 >
前回の問題 解答
面影橋の近くには、山吹の里があります。
農家の軒先で次の歌を聞かされ、歌の道に一念発起したのは、太田道灌です。
七重八重花は咲けども山吹の
実のひとつだになきぞ悲しき
今日の問題
大炊御門経久の次の歌の◯◯に入る漢字二字は何でしょう。
都まで音に聞えし◯◯
色香を誘へ花の春風
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