巨大地震直後の滝桜 その三

 滝桜は、長い歳月を隔てて発生する巨大地震にも、怯むことなく咲き続けてきました。
  永長地震(平安時代)
  鎌倉大地震(鎌倉時代)
  明応地震(室町時代)
  慶長地震(江戸時代)
  明治三陸地震(明治時代)
  大正関東地震(大正時代)
 そして今回、東北地方太平洋沖巨大地震が、滝桜を襲いました。

 滝桜は、東京電力福島第一原子力発電所から、西方へ約50km離れて聳えています。
 東風に乗って、放射性物質が流れて来たことでしょう。
 降り続く雨に打たれて、放射性物質に覆われていることでしょう。

 それでも、大混乱に陥っている人間界を余所に、凛として咲き誇っています。
 永久に流れ下る滝走りのように、満開の花房を四方八方へ垂れ流しています。

   東風吹けど雨に打たれど滝桜
    千歳の氣迫萬花の生氣    
               < 完 >

三春 滝桜 2011 04

 巨大地震直後の滝桜 その二

 巨大地震直後の滝桜 その一

 イノシシ道

『 太古のニホン島 』 10月の開進学園だより

『 台風の盛衰 』 9月の開進学園だより 

 

     前回の問題 解答
 面影橋の近くには、山吹の里があります。
 農家の軒先で次の歌を聞かされ、歌の道に一念発起したのは、太田道灌です。
   七重八重花は咲けども山吹の
    実のひとつだになきぞ悲しき
  

 
 
     今日の問題  
 大炊御門経久の次の歌の◯◯に入る漢字二字は何でしょう。
   都まで音に聞えし◯◯
    色香を誘へ花の春風
         

 

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