戦争をやめたい人々

 戦争を起こしたいと考えている人々は、極々わずかです。
 圧倒的多数の人々は、戦争を起こしたいと考えていません。
 それなのに、なぜ戦争は起こり続けるのでしょう。

 今から20年前の2003年、イラク戦争が起きました。
 アメリカ合衆国の侵攻理由は、「イラクが大量破壊兵器を保持している」との嫌疑でした。

 この嫌疑で侵攻が可能となれば、アメリカ合衆国のみならず多くの国々も侵攻されえる対象になりかねません。
 多くの国々が、大量破壊兵器を保持しているからです。

 一般の立場なら、大量破壊兵器を行使しようとは、思いも付きません。
 ところが権力を持つ立場になると、大量破壊兵器を行使しても良い ⇨ 行使したい・・・と変わっていきます。

 大量破壊兵器の行使権を得た権力者は、ますます大量破壊兵器を行使したくなります。
 一方、一般の人間はこうした動向に、沈黙を決め込みがちです。

 それでも、変化の兆しはあります。

 メリークリスマス
 本当は気づいている今この時も
 誰かどこかで静かに命を奪われている
 メリークリスマス
 独裁者が倒されたというのに
 民衆が傷つけ合う平和とは一体何だろう
 メリークリスマス
 人々はもう気づいている
 裸の王様に大人達は本当が言えない
   『遙かなるクリスマス』
    作詞・作曲 さだまさし

 第一次世界大戦中のクリスマス、イギリス軍とドイツ軍が、長期間の塹壕戦を一時休戦して平穏なひとときを楽しみました。
 奇跡的なひとときを実現するきっかけを創ったのは、両軍一名ずつの兵士でした。

戦争をやめた人たち 1

戦争をやめた人たち 2

戦争をやめた人たち 3
 『戦争をやめた人たち』
   鈴木まもる 文・絵 あすなろ書房

 

 

 
      前回の問題 解答
 仲春は、太陰太陽暦で二月に当たります。
  
 

      今日の問題  
 『遙かなるクリスマス』は、何戦争への想いを歌っているでしょう。
       

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