虫の手も借りたサクランボ

 山形の実家から送られてきたという
サクランボをいただきました。

 今年は雨が少なくて、サクランボの
栽培には助かったようです。
 実り出したサクランボに雨が当たれば、
実に傷がついて商品になりませんから。

 実が成り出して大変なのは、摘果作業。
 自然に成ったままにしておくと、いい
実にも大きくもなりません。
 葉の裏側で太陽に当たりにくいもの
などを、選別しながら切り落とす作業は
手間がかかる仕事です。

 実が成り出す前に心配なのは、受粉で
す。
 サクランボは、同種の花同士の受粉だ
とうまく実が成らない性質があります。
 これを人口受粉で済ませようとすると、
大変な仕事量になります。
 ここは、猫の手ならぬ、虫の手を借り
るしかありません。

 農業環境技術研究所の調査によれば、
ハチなどの虫が花粉を運ぶことによって
日本農業にもたらす利益は、年間で
4700億円にも上るそうです。

sakuranbo  2016

 

 
 

 
 

 

 

 

 
 

 
 

 

      前回の問題 解答
 『日本地名はUFO飛来の記録
橋野昇一著 たま出版』によれば、
「UFOが、上昇あるいは飛行する
こと」です。

 

     今日の問題
 サクランボの産地である山形県に
おける花粉を運ぶ生物の農業貢献額は、
どれくらいになるでしょう。

 

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