「マグマの島・青海島」 山口紀行 その9

 笠山から西へ約20km、本州と橋で結ば
れた青海島があります。
 面積は、花見川区の40%ほど。
 北長門海岸国定公園に属しています。

 日本海側=北岸は、「海上アルプス」の
異名があるほど、切り立った岩や崖が、
林立しています。

 約9000万年前、ユーラシア大陸東端
部で激しい火山活動が続発しました。
 その後、ユーラシア大陸東端部は、
ユーラシア大陸から分離し、間に日本海
を隔てた、日本列島を形成します。
 さらに、青海島一帯は、数1000mも隆
起し、かつては地中奥深く活動していた
マグマだまりが、海面上に姿を現わしま
す。
 青海島の日本海側=北岸は、約9000万
年前の煮えたぎるマグマそのものです。

青海島 二つ岩
 

 

 

 

 

 

 

 一方、本州側=南側は、波も静かで、
穏やかな景観です。

 「波の橋立」と呼ばれる砂州で、内海と
隔てられた潟湖=青海湖が、長閑に広が
っています。

青海湖
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 茶の始祖とされる陸羽が記した三巻十
章からなる著作は、『茶経』です。
 

  
      今日の問題 
 青海島の対岸で生まれた、次の詩の作
者は、誰でしょう。
  波の橋立、よいところ、
  右はみずうみ、ちょろろの波よ、
  左ゃ外海、どんどの波よ、
  なかの石原、小石原、
  からりころりと通りゃんせ。
 

 
   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です