阪神本線元町駅から南方へ続くメリケンロードを数分歩くと、長安門が迎えてくれます。
神戸中華街・南京町への、東の入り口です。
高さは約10m、幅は約7mあります。
長安門を抜け、東西方向へ伸びる南京東路を西方へ進むと、南北方向へ伸びる南京北路・南京南路に突き当たります。
南京東路・南京西路と南京北路・南京南路の交差点に、南京町広場があります。
南京町広場に立つあづまやは、神戸中華街・南京町のシンボルです。
二層式の屋根を朱色の柱が支える、六角堂です。
高さは約7m、直径は約3mあります。
神戸中華街は、神戸開港に伴う居留地の西側に形成されました。
それが1945年の神戸大空襲によって全焼し、しばらくは雑居状態でした。
1977年になって商店街振興組合が設立され、神戸中華街を南京町として再生する活動が始まります。
1983年には、あづまやが完成します。
1985年には、長安門が完成します。
そこへ(1995年)、阪神淡路大震災が襲いかかります。
神戸中華街・南京町の半数の建物が、全壊・半壊・一部破損しました。
長安門も、半壊しました。
それでも神戸中華街・南京町は、東西約270m・南北約110mに及ぶ、日本三大中華街の一つとして、みごとに復興しています。
前回の問題 解答
前方後円墳で最大となる大山古墳の墳丘長は、486mあります。
今日の問題
日本三大中華街に当たるのは、何市でしょう。
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