〈 六甲山地と『青い山脈』 〉西摂津紀行その3

 有馬温泉の南側、神戸市街地や西宮市街地の北側に、山並が続いています。
 最高峰の六甲山を始めとする、六甲山地です。

 今でこそ大都会の至近距離に広がる緑のオアシスですが、以前は様相を異にしていました。
 江戸時代、建築用材や燃料用材として、山林は盛んに伐採されました。
 江戸時代後期の開港に伴う市街地造成によって、森林伐採は加速度を増し、六甲山地は禿げ山と化しました。

 森林が無くなった六甲山地では、土砂崩れガ頻発し、大規模な水害が発生します。
 そこで、森林再生の機運が高まり、今日の緑のオアシスを回復したのでした。

 作曲家の服部良一は、六甲山地を眺めている時に、『青い山脈』の曲想が湧いてきたそうです。
  青い山脈 みどりの谷へ
   旅をゆく
    若いわれらに 鐘が鳴る
      作詞 西条八十

六甲山地

 〈 有馬温泉のねね橋 〉西摂津紀行その2

 〈 日本唯一の鉄道軌道平面交差 〉西摂津紀行その1

 〈 筑波山と鬼門封じ 〉筑波紀行その九
 

 
 
 

      前回の問題 解答
 水月湖の年縞は、約3万年前とされてきた姶良カルデラ噴火を、「30078±48年前」の精度で明らかにしました。
    
 

 
      今日の問題  
 六甲山地の最高峰・六甲山の標高は、何mでしょう。
   A 139m
   B 193m
   C 319m
   D 391m
   E 913m
   F 931m
       

 

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