〈 『共同幻想論』と国家の探究 第一回 /『資本論』と現代社会 第四回 〉 2月のわくわく学習会

 1月のわくわく学習会のテーマは、「『資本論
』と現代社会 第四回」でした。
 
 利潤追求が優先すれば、海外から「安価」な資材
を輸入して、「高価」な国産材は見捨てられます。
 例えば、日本の木材がそうです。

 1955年は、国産木材が96.1%に対して、輸入木
材は3.9%でした。
 45年後の2000年になると、国産木材は18.9%に
激減し、輸入木材は81.1%へ激増しました。

 その間、日本の森林面積は、大きな変動はあり
ません。
 ただ、伐採面積が急減するのと軌を一にするよ
うに、植林面積も急減しています。

 わずかな価格差によって、日本の森林資源は荒
廃しようとしています。
 海外からの輸送費などを勘案すれば、エネルギ
ー的には輸入材の方が高価かもしれません。
 なにより、日本の林産資源を活用することは、
日本の国土保全に直結します。

 短期的なそろばん勘定でなく、長期的な資源活
用が求められるでしょう。
 
 2月のわくわく学習会は、四回に渡った「『資本
論』と現代社会」に続いて、「『共同幻想論』と国
家の探究」について考えます。
 第一回は、戦争体験と国家の探究です。

   < 2月のわくわく学習会 >
と き  2月19日(土) 14時00分~15時00分
ところ  開進学園
テーマ  『共同幻想論』と国家の探究 第一回
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613(14時から)
メール  wakuwaku@kaishin.jp.net

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       前回の問題 解答
 第一学区と第二学区にある公立高校の中で、進
路志望状況の志望倍率が二倍を超えた高校です。
 県立船橋高校 普通科  2.65
 小金高校   総合学科 2.38
 県立千葉高校 普通科  2.26
 松戸高校   芸術学科 2.08

 
        今日の問題 
 日本の森林資源に対する年間伐採量は、何%で
しょう。
   A 0.53%
   B  5.3%
   C 15.3%
   D 25.3%
   E 35.3%
 

 
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