アンカレジは、近代的な街としては、1914
年からの歴史を留めているに過ぎません。
それ以前の長い歴史を刻んできたのは、ア
レウト族をはじめとする先住民でした。
アレウト族をはじめとする先住民は、ラッ
コなどの海獣を求めて、ユーラシア大陸東岸
から、アレウト(アリューシャン)列島に沿っ
て東進し、アラスカの地に展開していました。
その海上での活動手段は、カヌーです。
カヌーを巧みに操って、極北の海から幸を
得てきました。
アンカレジ博物館には、往時の生活の様子
が覗える、貴重な資料がたくさん展示されて
います。
写真は、捕獲した海獣の皮から作製した、
作業着です。
軽量で、雪や波風にも強そうです。
前回の問題 解答
関東大震災後に市民を虐殺の徒に駆り立て
た背景に、余震の多発も考えられます。
1923年9月1日(半日ほど)の余震回数は、114
回を数えました。
今日の問題
アンカレジは1914年、何の建設拠点として、
街造りが始まったのでしょう。
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