正月七日には、一年間の無病息災を祈願し
て、古くから七草粥を食べてきました。
平安時代のころは、七種粥でした。
米、粟、黍、稗、葟、胡麻、小豆を入れた
粥です。
庶民が食べていたのも、七種粥でした。
ただし、穀類が七種ではありません。
人参、大根、牛蒡、葱などの冬野菜に、塩
漬けわらび、干し柿、昆布などを入れて作り
ました。
鎌倉時代から、現在も用いている七種の若
菜を材料とする七草粥になります。
七種の若菜には、それぞれ薬功があります。
セリ 解熱作用
ナズナ 利尿作用・止血作用
ゴギョウ 喉の痛みに効果
ハコベラ 歯痛に効果
ホトケノザ 腫れを消す
スズナ 消化促進
スズシロ 毒消し
前回の問題 解答
「41歳」です。
今日の問題
七草のうち、「母子草」とも呼ばれるのは、
どれでしょう。
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