畳む文化 坐る文化 その1 健康気功教室

 「畳」とは、文字通り「畳む物」です。
 坐る所を変えるごとに持ち運び、坐る所に敷
く、「坐るための敷物」でした。
 布や皮で作られた、持ち運び易い、軽い物でし
た。
 弟橘比売(日本武尊の后)は、海神の怒りを鎮
めるため、管畳や皮畳など敷き、浦賀水道へ入水
して果てました。

 平安時代になり、天皇を頂点とする階層社会が
確立すると、階層の上下を明確化するため、階層
の上位が用いる「畳」は、より広く、より重みを持
たせます。
 現代で使われる畳が、「畳」として用いられるよ
うになります。

 古代の畳は、畳に坐れる身分である天皇など、
ごくごく限られた人物が坐る所だけに、置かれま
した。
 平安時代の様相を現代に伝える雛人形では、お
内裏様とお雛様だけが、畳の上に坐っています。
              < つづく >

      < 健康気功教室 >
  と き  毎週木曜日 10時30分~12時
  ところ  開進学園  二階 広間
   連絡先  電話  043-273-6613
  メール   kokyu@kaishin.jp.net

  人体の皮膚・自然界の皮膚 その17

  人体の皮膚・自然界の皮膚 その16 

気功 広間

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