「梅の実と梅干し」 土用の梅干し その二

 梅干しは、もともと薬の一つとして、
取り扱われていました。
 体が弱ったり病んだりした時だけ、食
べる物でした。

 その後、梅干しは、しだいに日常生活
へ浸透していきます。
 その経過は、お茶ととてもよく似てい
ます。
 梅干しも、お茶も、普及するにしたが
って、もともと薬だった歴史が忘れ去ら
れ、薬としての効果も、栄養面での効果
も、重視されなくなります。

 二月から三月にかけて、ウメは、長き
に渡って咲き続け、芳香を漂わせます。
 六月から七月にかけて、ウメは、降り
続く雨の中で実を成熟させます。
 七月から八月にかけて、ウメの実は、
シソの葉や塩とともに漬けられ、天日に
干され、梅干しになります。

 梅の実自体、ミカンやリンゴなど他の
果物に比べ、ミネラルやナトリウムを、
たくさん含んでいます。
 その梅の実を梅干しにすることで、栄
養価は一段と高まります。

 梅の実と梅干しを比べる(100gあたり)
と、ミネラルなどの灰分は16倍、ナトリ
ウムは783倍、増加します。

 「鰻と梅干し」 土用の梅干し その一

umenomi 2019
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 大湯環状列石の、二つの中心と二基の
時計状組石、計四点を結んだ直線を延長
した彼方に、夏至の陽が沈みます。

 
      今日の問題 
 ビワには、100mg中0.1mgの鉄分が含ま
れています。
 ウメには、100mg中何mgの鉄分が含ま
れているでしょう。
  A 0.1mg
  B 0.2mg
  C 0.3mg
  D 0.4mg
  E 0.5mg

 

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