日本の地理上の中心 その二

 「日本の地理上の中心」を、日本の東端・西端・南端・北端から算出する方法もあります。

 日本政府は、「日本の東端・西端・南端・北端」を、次のように発表しています。
  東端 南鳥島(東経154度)
  西端 与那国島(東経123度)
  南端 沖ノ鳥島(北緯20度)
  北端 エトロフ島(北緯46度)
 このうち南鳥島は、長らく無人島です。
 沖ノ鳥島は、「島というより、岩ではないか」との指摘があります。
 エトロフ島は、日本とロシアとの間で、領有権が争われています。

 そこで、実質的な「日本の東端・西端・南端・北端」を、次のように設定します。
  東端 納沙布岬(東経146度・北海道)
  西端 与那国島(東経123度・沖縄県)
  南端 波照間島(北緯24度・沖縄県)
  北端 宗谷岬(北緯46度・北海道)
 
 これらの数値を用いて中央値を求めます。
  東西の中央 東経135度
  南北の中央 北緯35度

 この中央値に基づけば、「日本の地理上の中心」は西脇(兵庫県)になります。< つづく >
日本のへそ モニュメント

日本の地理上の中心 その一

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その14

 
 
 

      前回の問題 解答
 六甲高山植物園も中継地とし、日本産で唯一渡りをするチョウは、アサギマダラです。 
    
 

 
      今日の問題  
 東経135度が通るのは、何県でしょう。
       

 

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