カテゴリー別アーカイブ: 学習ネットワークを考える会

「弥次さん北さん珍道中」 1月のわくわく学習会

 弥次さんと北さんは、二時間毎に旦那
役と家来役を交代し、家来の番に当たる
と二人分の荷物を担ぐことにします。

 弥次さんが、江戸の大店の旦那にでも
なった気分でいたところで、駕籠屋から
「旦那様、お安くしますから」と、しつこ
く勧められます。

 弥次さんは、安いから乗るのでは大店
の沽券に関わるとばかり、「駕籠代が高
ければ乗ってやる」と、言い放ちます。

 餅一枚の値段が、3~5文(36~60円)だ
ったころの話です。
 江戸の町中での駕籠代は、一里当たり
400文(4800円)でした。

 駕籠屋として高くしたつもりで300文
(3600円)を、提示します。
 弥次さんは、1500文(18000円)を言い
張って聞きません。

 1月のわくわく学習会は、弥次さんと
北さんの珍道中=『東海道中膝栗毛』を、
江戸時代に出版されたくずし字で読み続
けます。

 < 1月のわくわく学習会 >
と き  1月19日(土)14時~15時
ところ  開進学園
テーマ  くずし字で読む古文 第4回
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613
メール  wakuwaku@kaishin.jp.net
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     前回の問題 解答
 イノシシの肉は、植物のボタンに喩え
られています。
 

      今日の問題 
 弥次さんは、駕籠代を最終的にいくら
と提案するでしょう。

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「くずし字で読む古文 第三回」12月のわくわく学習会

 『東海道中膝栗毛』の「膝栗毛」とは、
自分の膝を栗毛=馬の代わりにして、乗
り物を利用せず自分の足で歩くことです。

 そうは言っても、川に橋を架けない政
策のため、川を渡るには、自分の足でと
いうわけにはいきません。
 とりわけ、木曽川・長良川・揖斐川を
はじめとする大小の河川が集中する、宮
(熱田)宿と桑名宿の間は、船を利用せざ
るをえません。

 11月のわくわく学習会は、七里の渡し
で「小便事件」を引き起こしたものの桑名
に無事到着し、二人分の荷物を代わり代
わりに担ぐなど、和気藹々と四日市宿に
至る過程までを読みました。

 12月のわくわく学習会では、四日市宿
に着いてからの場面を、江戸時代にくず
し字で出版された形態で、読み進めてい
きます。

 < 12月のわくわく学習会 >
と き  12月15日(土)14時~15時
ところ  開進学園
テーマ  くずし字で読む古文 第三回
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613
メール  wakuwaku@kaishin.jp.net

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十一月 くずし字で読む古文 第二回
十月  くずし字で読む古文 第一回
九月  さわやかな目覚め
七月  睡魔とのつきあい方
六月  雲の不思議
五月  富士山 大噴火
四月  腸内環境と発酵食品
三月  口の中 体の中
二月  精神病院の存在
一月  苦悩を手放す方法

十二月 心の病と精神療法
十一月 朝鮮王朝と女性の力
十月  李氏朝鮮 500余年
九月  歴史と風水
七月  風水は迷信か
六月  食用油を科学する
五月  「クラッシャー上司」
    と「サイコパス」
四月  暮らしと貨幣
三月  応仁・文明の乱
二月  数字の民俗学
一月  魔除け 厄除け

十二月 柳田国男と『遠野物語』
十一月 日本の山岳信仰
十月  九州の古代文化
九月  日本列島と火山
七月  深海 水圧と地形
六月  ブラックホールと宇宙の謎
五月  宇宙の誕生
四月  人類の進化と環境
三月  睡眠効率
二月  日本の舞いと踊り
一月  囲碁と将棋の魅力

十二月 色の文化 赤と白と青と
十一月 麻とともに歩んできた道
十月  衣服の遷り変わりと日本の歴史
九月  日本のお菓子
七月  上方落語と東京落語
六月  俳句の力
五月  花道と華道
四月  茶の道
三月  日本史と能
二月  能の魅力
一月  白樺派と大正前期

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     前回の問題 解答
 恐怖症には、動物型、自然環境型、血
液・注射・外傷型、状況型、その他の型が、
あります。
 このうち状況型とは、乗り物など、狭
い所、高い所、暗い所に、恐怖を感じる
症状です。
 

      今日の問題 
 東海道中で、旅籠の数が一番多いのは
宮(熱田)宿です。
 では、二番目に多いのはどこでしょう。
    

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『東海道中膝栗毛』と「二八蕎麦」  「くずし字で読む古文 第三回」12月のわくわく学習会

 『東海道中膝栗毛』の主人公は、弥次
郎兵衛と喜多八の二人です。

 弥次郎兵衛の「次」は、「二」と同義です。
 喜多八の「八」は、文字通り「八」です。
 二人合わせて、「二八」です。
 弥次郎兵衛も喜多八も、大の蕎麦好き。
 組み合わせると、「二八蕎麦」となりま
す。

 『東海道中膝栗毛』の作者は、十返舎
一九です。

 「一九」の「一」が「一杯」の「一」として、
「一九」の「九」が「九文」の「九」とすれば、
「一九」は「一杯」が「九文」という蕎麦の
料金を示しているかもしれません。
 「二杯で十八文」を略せば、「二八」です。
 『東海道中膝栗毛』は、十八巻でも
あります。

 以上を総合すると、『東海道中膝栗
毛』は、「二八蕎麦とは二杯で十八文
の蕎麦」を物語っていそうです。
 
 12月のわくわく学習会では、『東海
道中膝栗毛』を資料として、11月に引
き続き、くずし字の古文に親しんでい
きます。

 < 12月のわくわく学習会 >
と き  12月15日(土)14時~15時
ところ  開進学園
テーマ  くずし字で読む古文 第三回
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613
メール  wakuwaku@kaishin.jp.net

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     前回の問題 解答
 干し柿にすると、ビタミンAは増え、
ビタミンCは減ります。
 

      今日の問題 
 弥次郎兵衛の屋号は、何でしょう。
    

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くずし字で読む『東海道中膝栗毛』11月のわくわく学習会

 10月のわくわく学習会では、くずし字
入門として、『百人一首』を読みました。

 11月のわくわく学習会は、「くずし字
で読む古文 第二回」として、『東海道中
膝栗毛』を取り上げます。

 『東海道中膝栗毛』は、当初箱根まで
の短編の予定でしたが、爆発的な大ベス
トセラーとなり、13年間に渡って続編が
書き続けられました。
 今回は、江戸時代に出版された木版本
を読みながら、江戸時代にタイムスリッ
プしてみたいと思います。

 < 11月のわくわく学習会 >
と き  11月17日(土)14時~15時
ところ  開進学園
テーマ  くずし字で読む古文 第二回
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613
メール  wakuwaku@kaishin.jp.net

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五月  花道と華道
四月  茶の道
三月  日本史と能
二月  能の魅力
一月  白樺派と大正前期

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     前回の問題 解答
 天海上人の出生地である会津美里町は、
江戸の町から見て、ほぼ北の方角に位置
します。
 

      今日の問題 
 『東海道中膝栗毛』は、伊勢参りをし
た後、どこで終わっているでしょう。
   

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「くずし字で読む古文 第二回」11月のわくわく学習会

 10月のわくわく学習会では、くずし字
で書かれた『百人一首』を読みました。

 『百人一首』を、活字で読むのと、く
ずし字で読むのとでは、趣がまったく異
なります。

 くずし字で読むと、
   一字一字に流れがあり、勢いがあ
  ります。
   文字と文字のつながりが、調べを
  奏でます。
   読みづらい字を解読しようとして
  いると、言霊に引き寄せられそうで
  す。
   作者だけでなく、書家・彫り師・刷
  り師・・・など、幾人もの気概が迫って
  きます。

 11月のわくわく学習会では、江戸時代
に木版で出版された作品を資料として、
10月に引き続き、くずし字の古文に親し
んでいきます。

 < 11月のわくわく学習会 >
と き  11月17日(土)14時~15時
ところ  開進学園
テーマ  くずし字で読む古文 第二回
参加費  100円
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     前回の問題 解答
 参勤交代は普通一年ごとですが、北海
道の松前藩の場合は、五年一勤でした。
 

      今日の問題 
 『百人一首』第二番の作者は、だれで
しょう。
   

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「くずし字で読む 古文」10月のわくわく学習会

 清少納言の作『枕草子』の冒頭です。

 春はあけぼの。やうやう白くなりゆく
山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲
のほそくたなびきたる。
 夏は夜。月の・・・・・・

 古語の意味はさておき、初めてこの文
に接してもほとんどすらすら読めます。
 注意しなければならないのは、「やう
やう」が「ようよう」で、「山ぎは」が「山
ぎわ」となるところでしょうか。

 このような文を、原文と呼んでいます。
 
 しかし、このような原文は、現代の書
き方です。
 古代の人々が目にしていたのは、この
ような原文ではありません。

 句読点はなく、文がどこで区切られる
かわかりません。
 段落がなく、紙面一杯に文字が書き込
まれています。
 漢字は楷書体でなく、一見しただけで
は判読できません。
 原文の「白く」が、「志ろく」の続き字に
なっていたり、現代とは異なる表記です。

 印刷用に改良された原文は、確かに読
みやすいです。
 反面、本来の文面とは様変わりしたた
め、もともとの文とかけ離れてしまいま
した。

 そこで、10月のわくわく学習会では、
本来の文面・もともとの文であるくずし
字で書かれた古文にふれながら、古文の
持ち味に浸っていきたいと思います。

 < 10月のわくわく学習会 >
と き  10月20日(土)14時~15時
ところ  開進学園
テーマ  くずし字で読む 古文
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613
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< わくわく学習会 最近のテーマ >
九月  さわやかな目覚め
七月  睡魔とのつきあい方
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四月  腸内環境と発酵食品
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十一月 朝鮮王朝と女性の力
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十一月 麻とともに歩んできた道
十月  衣服の遷り変わりと日本の歴史
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六月  俳句の力
五月  花道と華道
四月  茶の道
三月  日本史と能
二月  能の魅力
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     前回の問題 解答
 光太夫と磯吉は、わずかな期間里帰り
しただけで、生涯江戸暮らしをさせられ
ました。
 

      今日の問題 
 清少納言に関するエピソードが一つも
入っていない『枕草子』が存在すること
から、どのような推測が考えられるでし
ょう。
    

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「くずし字で読む 古文」10月のわくわく学習会

 万葉仮名の草書体は、草仮名と呼ばれ
ます。
 草仮名を書きくずしてできたものは、
平仮名です。

 「安」という漢字からは、「あ」という平
仮名ができました。
 「以」という漢字からは、「い」という平
仮名ができました。

 現代で用いられている平仮名は、それ
ぞれ一種類です。

 平仮名が固定化する以前の平仮名は、
実に多種多様です。
 「安」「阿」「愛」「亜」「悪」を基にした、現
代平仮名「あ」に当たる数十文字。
 「以」「伊」「移」「意」「異」を基にした、現
代平仮名「い」に当たる数十文字。

 10月の学習会は、くずし字で書かれた
古文を読みながら、現代平仮名を使用し
て印刷された原文にはない、古の情趣を
味わっていきます。

 < 10月のわくわく学習会 >
と き  10月20日(土)14時~15時
ところ  開進学園
テーマ  くずし字で読む 古文
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613
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     前回の問題 解答
 2~3cmのハクは、30~40cmぐらいに
大きくなると、ボラと呼ばれます。
 

      今日の問題 
 「川」という漢字からできた平仮名は、
何でしょう。
  A た
  B ち
  C つ
  D て
  E と
   

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