カテゴリー別アーカイブ: 開進氣功

人体の皮膚・自然界の皮膚 その1 健康気功教室

 十歳のころでした。
 秋の日曜日、町内のこども会で、芋煮会へ
出かけました。

 おじさん達やおばさん達が芋煮の準備にか
かりっきりになっているのを尻目に、こども
達は山の奥へ分け入ります。

 山は、朱に、黄に、燃え上がっています。
 だれが一番鮮やかな枝を手折ってくるか、
競争です。
 それぞれ、バラバラに、山の中に散って行
きます。

 しばらく藪を掻き分けて、ようやく辿り着
きました。
 目にも鮮やかな真紅に染め上がった木の本
へ。

 その一枝を手折って、意気揚々と「凱旋」し
ました。
 真っ朱に輝く枝を抱えながら食べた芋煮の
おいしかったことと言ったらありませんでし
た。

 至極の思い出は、翌朝、急転直下、暗転し
ます。
 顔中がブツブツブツブツ腫れ上がり、体中
が痒くてたまりません。
 皮膚科へ急行すると、即座に言われました。
 「ウルシにかせたんだな」
               <つづく>

    < 健康気功教室 >
と き  毎週木曜日 10時30分~12時
ところ  開進学園  二階 広間
連絡先  電話  043-273-6613
メール kokyu@kaishin.jp.net

気功 広間

< 「氣」 とともに > 「気」と「氣」 その15 健康気功教室

 新字体の「気」と、旧字体の「氣」とを、比較
します。
 「气」+「〆」=「気」が、「气」+「米」=「氣」
に戻っても、難しい字体と感じるでしょうか。
 「米」は、よく知られ、しょっちゅう用いら
れる漢字です。

 「米」は、穀物の「こめ」を意味するだけでは
ありません。
 一点から四方・八方へ発散し、四方・八方か
ら一点へ収束する形に、見えます。
 そこで、「こめ」ではなく、「発散・収束」す
る意味を込めて、「気」よりも「氣」を使うこと
を提唱します。

 「気持ち」など心理的な分野はもちろん、
「電気」など科学的な分野まで、「気」は多方面
に使われています。

 「氣」は、森羅万象を貫く、根本原理です。
                < 完 >

    < 健康気功教室 >
と き  毎週木曜日 10時30分~12時
ところ  開進学園  二階 広間
連絡先  電話  043-273-6613
メール kokyu@kaishin.jp.net

 < 閉ざされぬ気 >
    「気」と「氣」 その14 

 < 再生の気 > 
    「気」と「氣」 その13 

 < 創生と崩壊 >
    「気」と「氣」 その12 


 < 大地の気 >
    「気」と「氣」 その11 


 < 空気と地球(大地) >
    「気」と「氣」 その10 


 < 気の空間 >
    「気」と「氣」 その9


 < 皮膚を通じて >
    「気」と「氣」 その8 


 < 口や消化器官を通じて >
    「気」と「氣」 その7


 < 鼻を通じて >
    「気」と「氣」 その6

 < つながる個体 >
    「気」と「氣」 その5


 < 地の気配 >
    「気」と「氣」 その4
 


 < 大地の変化 >
    「気」と「氣」 その3


 < 天の気との交わり >
    「気」と「氣」 その2

 < 外国人を悩ます一字 >
    「気」と「氣」 その1


kenkou kikou kyoushitsu

< 閉ざされぬ気 > 「気」と「氣」 その14 健康気功教室

 空なる気は、万物と万物を行き交いながら、
空間を自在に流動します。
 再生の気は、崩壊と創生を、死と生を、繰
り返し、時間を自在に流動します。

 植物も、動物も、地球上のあらゆる物が、
地球も含め、空間と時間を超え、気を介在し
て通い合っています。
 気は、決して閉ざされていません。

 「〆」を用いた「気」の字体では、気が閉ざさ
れている感じがします。
 画数を減らして覚え易くする配慮でしょう
が、封書の裏面に「しっかり封をしました」の
意味で用いる「〆」を「気」にも使うのは、どう
しても納得できません。   <つづく>

    < 健康気功教室 >
と き  毎週木曜日 10時30分~12時
ところ  開進学園  二階 広間
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 < 再生の気 > 
    「気」と「氣」 その13 

 < 創生と崩壊 >
    「気」と「氣」 その12 


 < 大地の気 >
    「気」と「氣」 その11 


 < 空気と地球(大地) >
    「気」と「氣」 その10 


 < 気の空間 >
    「気」と「氣」 その9


 < 皮膚を通じて >
    「気」と「氣」 その8 


 < 口や消化器官を通じて >
    「気」と「氣」 その7


 < 鼻を通じて >
    「気」と「氣」 その6

 < つながる個体 >
    「気」と「氣」 その5


 < 地の気配 >
    「気」と「氣」 その4
 


 < 大地の変化 >
    「気」と「氣」 その3


 < 天の気との交わり >
    「気」と「氣」 その2

 < 外国人を悩ます一字 >
    「気」と「氣」 その1


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< 再生の気 > 「気」と「氣」 その13 健康気功教室

 イヌとネコは仲が悪いと言われますが、妙
に仲の良いイヌとネコもいます。
 イヌの体内にネコの成分が交じり、ネコの
体内にイヌの成分が交じっているのでしょう
か。

 好みは全く正反対なのに、なぜか気が合う
人がいます。
 好みは全く同じなのに、どうしても気が合
わない人がいます。
 現世とは異なる条件が、関与しているので
しょうか。

 成分や気は、同種・異種を超えて、様々に
繋がっています。
 万物は、崩壊しても終りません。
 崩壊から、創生が始まります。
 生から死へ、死から生へ、繰り返しは延々
と続きます。        <つづく>

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と き  毎週木曜日 10時30分~12時
ところ  開進学園  二階 広間
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 < 創生と崩壊 > 
    「気」と「氣」 その12 


 < 大地の気 >
    「気」と「氣」 その11 


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    「気」と「氣」 その10 


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    「気」と「氣」 その9


 < 皮膚を通じて >
    「気」と「氣」 その8 


 < 口や消化器官を通じて >
    「気」と「氣」 その7


 < 鼻を通じて >
    「気」と「氣」 その6

 < つながる個体 >
    「気」と「氣」 その5


 < 地の気配 >
    「気」と「氣」 その4
 


 < 大地の変化 >
    「気」と「氣」 その3


 < 天の気との交わり >
    「気」と「氣」 その2

 < 外国人を悩ます一字 >
    「気」と「氣」 その1


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< 創生と崩壊 > 「気」と「氣」 その12 健康気功教室

 生物は死して土に還り、非生物は壊れて土
に還ります。
 土から植物が生え、植物は食されて動物の
血となり肉となります。
 土は、様々な物に創り換えられ、やがて土
に戻ります。
 その間は数日から数万年まで、短期か長期
かな差はあれ、生と死が繰り返され、創生と
崩壊が繰り返されます。

 動物の一部はやがて植物と化し、動物の一
部はやがて別の動物と化します。
 動物の肉体は、昔々の植物や動物の勘合物
です。

 野菜一般は好物であるにもかかわらず、ゴ
ボウだけはどうしても食べられない人もいま
す。
 そのような人は、その昔、ゴボウだったか、
ゴボウと特別な関係にあったかもしれません。   
              <つづく>

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と き  毎週木曜日 10時30分~12時
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 < 鼻を通じて >
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     「気」と「氣」 その1


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< 大地の気 > 「気」と「氣」 その11 健康気功教室

 氣功をしていると、足の色が変わります。
 二階の床まで数m隔たっているものの、大
地は、大地に最も接近している足に対して、
強い影響力を及ぼしています。

 動物は、自然環境の変化などに対応して、
住む場所を自由に移せます。
 一方の植物は、根を張った大地の一画から
移動できません。

 それにもかかわらず、動物の寿命が長くて
も200年程度なのに対して、植物の寿命は数
千年に及ぶものもあります。
 その差が何に由来しているかといえば、植
物が大地の氣を存分に吸収しているからでし
ょう。
 根を地中深く広く張り巡らし、長い長い歳
月をかけて養ってきた大地中の空気・水分・養
分を直に吸収できるおかげで、寒暖風雪に耐
えて長寿を全うできるのでしょう。
               <つづく>

    < 健康気功教室 >
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< 空気と地球(大地) > 「気」と「氣」 その10 健康気功教室

 地球を取り巻く空気は、大気と呼ばれます。
 その大気と地球(大地)との境界は、明確で
しょうか。

 地球(大地)の表面は、一様ではありません。
 土もあれば、砂もあれば、コンクリートも
あります。

 そのうちの土をよくよく見れば、非常に細
かい粒子から成り立っています。
 粒子と粒子の間は、空気で満ちています。

 土と総称しても、実体は多種多様です。
 粒子が粗い土もあれば、粒子が細かい粘土
もあります。
 いずれにしても、粒子と粒子の間を空気が
出入りしている状況に、違いはありません。

 粒子と粒子の間を空気が出入りしている状
況は、土以外の、砂や石なども、同様です。

 地球は、空気に包まれているとも言えます
が、空気で満たされているとも言えます。
 植物や動物だけでなく、地球上の万物とと
もに、地球自体も、空気を共有していること
になります。        <つづく>

    < 健康気功教室 >
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 < 口や消化器官を通じて >
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 < 地の気配 >
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 < 大地の変化 >
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