カテゴリー別アーカイブ: 開進氣功

<外国人を悩ます一字> 「気」と「氣」 その1 健康気功教室

 漢和辞典の『漢字源』で、「気」を引い
てみます。 藤堂明保・他編 学習研究社

 ① いき            気迫
 ② 固体ではなく、ガス状のもの 気体
 ③ 人間の心身の活力     気力
 ④ 漢方医学で、人体を守り、生命を保
  つ陽性の力のこと      衛気
 ⑤ 天候や四時の変化をおこすもとに
  なるもの          気候
 ⑥ 人間の感情や衝動のもととなる、
  心の活力           元気
 ⑦ 形はないが、なんとなく感じられ
  る勢いや動き        気運
 ⑧ 偉人のいる所に立ち上るという霊
  気            望気術
 ⑨ 宋学で、生きている、存在している
  現象をいう      理気二元論
 ⑩ かっとする気持ち     動気

 その後、「気韻」から「気類」まで、「気」
を使った熟語が、46語も続きます。

 12600字も収録している中で、「気」の
項目は、最多クラスではないでしょうか。

 「気」の意味はあまりにも多岐にわたり、
用例も多いため、気が気でありません。

 日本語を学ぶ外国人を悩ませるのは、
文法の不規則さと、「気」の一字である。
  『気の不思議』池上正治 著 講談社
             <つづく>

     < 健康気功教室 >
と き  毎週木曜日 10時30分~12時
ところ  開進学園  二階 広間
連絡先  電話  043-273-6613
メール kokyu@kaishin.jp.net

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「足の裏」改め「足の平」  その十 健康気功教室

 太平洋側を「表日本」とし、日本海側を
「裏日本」とする表現が、一部に残ってい
ます。
 縄文人は日本海の北部ルートを辿り、
弥生人は日本海の南部ルートを辿り、日
本列島へ到達したようです。
 私達の祖先が辿ってきた経路を「裏」と
するのは、いかがなものでしょう。

 頭から見下ろせば、「足の裏」は足の甲
の「裏側」かもしれません。
 しかし、生命の源である大地に接して
いる「足の裏」は、ヒトにとって明らかに
「表側」に当たります。

 本来ならば、「足の裏」を改めて、「足
の表」とすべきです。
 ただし「手の平」という表現が定着し
ているので、「足の裏」を改めて「足の平」
としてはいかがでしょう。 < 完 >

 「足の裏」改め「足の平」  その九 

 「足の裏」改め「足の平」  その八

 「足の裏」改め「足の平」  その七

 「足の裏」改め「足の平」  その六

 「足の裏」改め「足の平」  その五 

 「足の裏」改め「足の平」  その四 

 「足の裏」改め「足の平」  その三

 「足の裏」改め「足の平」  その二
 

 「足の裏」改め「足の平」  その一

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hiroma 2019 05 08

「足の裏」改め「足の平」  その九 健康氣功教室

 素足は、いいことばかりでなく、欠点
もあります。
 たとえば、「足の裏」がよごれやすいな
ど。
 そのため、一日に何回も「足の裏」を洗
わなければなりません。

 外から帰ったら、うがいと手洗いをす
ることが大切です。
 それに加えて、足洗いも大切です。

 時代劇を見ていると、旅人が宿屋へ入
る際、足を洗うために水を入れた桶が用
意されます。
 水道が普及して水の利用が楽になって
いるのに、現代人は家に帰って、手だけ
でなく足も洗っているでしょうか。
 靴は脱いでも、靴下まで脱ぐのがめん
どうだから、洗わないのかもしれません。

 靴や靴下を長い間履いたままでいると、
足が不潔になります。
 素足でいれば、風通しが良い上に、足
を洗いやすいので、清潔です。
 絶えず洗い清めた「足の裏」でなくては、
大地や床に接することがためらわれます。
             <つづく>

 「足の裏」改め「足の平」  その八

 「足の裏」改め「足の平」  その七

 「足の裏」改め「足の平」  その六

 「足の裏」改め「足の平」  その五 

 「足の裏」改め「足の平」  その四 

 「足の裏」改め「足の平」  その三

 「足の裏」改め「足の平」  その二
 

 「足の裏」改め「足の平」  その一

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「足の裏」改め「足の平」  その八 健康氣功教室

 日本のお化けは、足の所在が不明です。
 地に足が着かないから、お化けになる
のでしょうか。
 お化けだと、足が地に着かなくなるの
でしょうか。
 いずれにしても、地に足をしっか
けておかないと、大変です。

 地に足をしっかり着けるためには、素
足が一番です。
 靴下や靴を履くのは、必要最小限にし
て、家の中では素足、家の外では素足に
草履にした方がいいでしょう。

 素足でいると、「足の裏」の感覚が鋭く
なります。
 素足でいると、「足の裏」から頭の先ま
で、血流が良くなります。
 素足でいると、思考も動作も機敏にな
ります。
 素足でいると、ホコリやゴミにすぐ気
付き、掃除したくなります。<つづく>

 「足の裏」改め「足の平」  その七

 「足の裏」改め「足の平」  その六

 「足の裏」改め「足の平」  その五 

 「足の裏」改め「足の平」  その四 

 「足の裏」改め「足の平」  その三

 「足の裏」改め「足の平」  その二
 

 「足の裏」改め「足の平」  その一

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「足の裏」改め「足の平」  その七 健康氣功教室

 大地は、ヒトが排泄した便や尿を受け
入れながら、豊かな土壌になります。
 大地は、ヒトが調理した後に残した物
や食べ残した物も受け入れながら、さら
に豊かな土壌になります。
 その土壌から、草や木が育ち、野菜や
果物が実り、ヒトの体内へ入って行きま
す。

 座ったり、横になったり、様々な姿勢
での呼吸法があります。
 それらの中で、大地との交流を一番感
じ取れるのは、直立した姿勢をしながら
の呼吸です。

 直立した姿勢で呼吸していると、大地
に活かされていることに気付き、全身が
温かくなってきます。
 直立した姿勢で全身呼吸を続けると、
無念無想に、無の境地に、近づいていく
ような氣がしてきます。

 足は、何年も、何十年も、同じ場所に
立ち続ける、古木に似ていきます。
 「足の裏」は、古木が大地から水分や養
分を吸収するように、大地から新氣を吸
収していきます。    <つづく>

 「足の裏」改め「足の平」  その六

 「足の裏」改め「足の平」  その五 

 「足の裏」改め「足の平」  その四 

 「足の裏」改め「足の平」  その三

 「足の裏」改め「足の平」  その二
 

 「足の裏」改め「足の平」  その一

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「足の裏」改め「足の平」  その六 健康氣功教室

 両足を肩幅にして、立ちます。
 全身からゆっくりゆっくり吐き出し、
全身へゆっくり吸い込みます。

 この時、ヒトの身体の大半は、大気と
直接に接して、呼吸しています。
 唯一「足の裏」だけは、大地に面して、
呼吸しています。

 しばらく全身呼吸を続けると、「足の
裏」が、感じてきます。
 ふくよかな心地良さを。
 大地に育まれて生きている実感を。

 さらに全身呼吸を続けると、「足の裏」
の色が変化していきます。
 紅くなったり。
 うっすらと赤紫色になったり。

 全身に蓄えられた旧氣が、「足の裏」に
集中した後に流れ出るからです。
 そして、大地に蓄えられていた新氣が、
「足の裏」を通って全身へ流れ込んで行く
からです。        <つづく>
 
 「足の裏」改め「足の平」  その五 

 「足の裏」改め「足の平」  その四 

 「足の裏」改め「足の平」  その三

 「足の裏」改め「足の平」  その二
 

 「足の裏」改め「足の平」  その一

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hiroma 2019 01
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「足の裏」改め「足の平」  その五 健康氣功教室

 ヒトは、二本の足で、大地に立ってい
ます。
 タワーの展望台や高層ビルにいたとし
ても、よって立つ所は大地です。

 工業化と情報化がいかに進もうとも、
大地がなければ、ヒトは生きられません。
 大地を抜きにして、ヒトは生活できま
せん。

 その大地にヒトが立てるのは、足のお
かげです。
 二本の足は、大地とヒトを結びつけて
きました。
 「足の裏」は、大地とヒトの大事な接面
です。

 大地は、地球表面のうち、広大な面積
を占めています。
 数限りなく存在する星々の中で、「奇
跡の星」と呼ばれる地球に、ヒトが体を
しっかり保ち続けられるのは、「足の裏」
の踏んばりがあるからです。

 現実は、巨大な地球の上に、極々小さ
なヒトが、チョコンと立っているに過ぎ
ません。
 あくまでも地球が主体であり、ヒトは
数ある付属物の一つでしかありません。
 
 もし一人のヒトを主体とし、地球をそ
のヒトの付属物と、見方を変えてみると
どうでしょう。
 一人のヒトが、巨大な地球を支えるこ
とになります。

 宇宙的視点に立てば、地球の上に一人
のヒトが立っている姿は、一人のヒトの
「足の裏」に地球が乗っている姿ともいえ
ます。

 私達は、一人一人が、地球を支えてい
るのです。
 自分の足で。
 それぞれの「足の裏」で。
            <つづく>

 「足の裏」改め「足の平」  その四 

 「足の裏」改め「足の平」  その三

 「足の裏」改め「足の平」  その二
 

 「足の裏」改め「足の平」  その一

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