<地の気配> 「気」と「氣」 その4 健康気功教室

 「地の気」は、足下を見下ろして観察す
るばかりでは、ありません。
 頭上を見上げても、観察できます。
 たとえば、雪形です。

 つい20~30年前まで、人々は山々に姿
を現わす残雪の形を見て、その後の中・長
期的な天気を予測し、農作業の指針とし
ました。

 全山を覆っていた雪が溶け出し、山の
斜面の一部分だけに、「ウマ」や「ウサギ」
に似た残雪の姿が見えてきます。
 その姿が見えると、「もう種を蒔出して
も大丈夫」と、安心して農作業を始めたそ
うです。

 雪形が短い期間で姿を消すか、例年に比
べ長く残っているかで、春から夏までの気
温や農業用水の水量などを、推測できたそ
うです。

 自分自身の目や膚で、天の気配と地の気
配を感じ取ることができたればこそ、先人
は、天変地異の激動の中を、生き抜いてき
ました。          <つづく>

     < 健康気功教室 >
と き  毎週木曜日 10時30分~12時
ところ  開進学園  二階 広間
連絡先  電話  043-273-6613
メール kokyu@kaishin.jp.net

   <大地の変化>
      「気」と「氣」 その3


   <天の気との交わり>
      「気」と「氣」 その2

   <外国人を悩ます一字>
      「気」と「氣」 その1


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