〈 三池カルタ歴史資料館 〉築紫紀行その3

 16世紀ごろ、ポルトガルはインドや中国の拠点を経由して、スペインはフィリピンの拠点を経由して、日本へ進出してきました。
 伝えられた鉄砲やキリスト教などは、日本社会に大きな影響を与えます。
 カボチャ・タバコ・メリヤスなどは、日常生活に多大な変化をもたらします。
 そのような「南蛮文化」に、カルタも含まれます。

 ポルトガル語で手紙やカードを意味するカルタは、日本にかるた文化を創り出します。
 そこで用いられるかるたを作成していたのは、三池(大牟田市)でした。

 16世紀に作られたとみられる日本最古のかるたには、「三池住貞次」と裏書きされているそうです。
 三池は、古くから京都と並ぶ、かるた作成の中心地でした。
 このような歴史を保存するために開館したのが、三池カルタ歴史資料館です。

 愛称は「カルタックス大牟田」で、正式名称は「三池カルタ記念館等複合施設」です。
 日本で唯一、カルタだけを展示する公共施設です。

 大牟田 カルタ資料館

〈 西鉄大牟田駅 〉築紫紀行その2

〈 柳川さげもん 〉築紫紀行その1

〈 秩父そば 〉秩父紀行その八

〈 神戸中華街・南京町 〉西摂津紀行その8

 

     前回の問題 解答
 『うれしいひなまつり』で、「五人囃子」は一番に出てきます。
 

 
 
     今日の問題  
 日本最古の花札は、どこで保存されているでしょう。
         

 

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