16世紀ごろ、ポルトガルはインドや中国の拠点を経由して、スペインはフィリピンの拠点を経由して、日本へ進出してきました。
伝えられた鉄砲やキリスト教などは、日本社会に大きな影響を与えます。
カボチャ・タバコ・メリヤスなどは、日常生活に多大な変化をもたらします。
そのような「南蛮文化」に、カルタも含まれます。
ポルトガル語で手紙やカードを意味するカルタは、日本にかるた文化を創り出します。
そこで用いられるかるたを作成していたのは、三池(大牟田市)でした。
16世紀に作られたとみられる日本最古のかるたには、「三池住貞次」と裏書きされているそうです。
三池は、古くから京都と並ぶ、かるた作成の中心地でした。
このような歴史を保存するために開館したのが、三池カルタ歴史資料館です。
愛称は「カルタックス大牟田」で、正式名称は「三池カルタ記念館等複合施設」です。
日本で唯一、カルタだけを展示する公共施設です。
前回の問題 解答
『うれしいひなまつり』で、「五人囃子」は一番に出てきます。
今日の問題
日本最古の花札は、どこで保存されているでしょう。
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