< 柳川さげもん > 築紫紀行その1

 柳川地域(築紫・福岡県)には、「さげもん」と呼ばれる、雛飾りに添える吊るし雛が伝えられてきました。
 江戸時代に、着物の切れ端で作ったおもちゃを下げて飾るようになったと言われています。
 それぞれの人形には、一つ一つ願いが込められています。

 セミ   土の中で辛抱する象徴・元気な産声
 チョウ  きれいに着飾らせて嫁入りさせたい親心
 カナリヤ 美しい歌声
 おくるみ人形 生まれたての赤ちゃん
 這い人形 はいはいできた赤ちゃん
 ウサギ  元気に遊び回る
 エビ   腰が曲がってもなお元気

 これらの人形を、小毬と交互にして、一列に七個結びます。
 七列揃ったら、中心に大毬を二個結びます。
   7×7+2=51
 「人生五十年」とされていた時代、生まれて間もない女の子に、一年でも長生きしてほしいという願いが「柳川さげもん」に込められています。

柳川 さげもん

〈 秩父そば 〉秩父紀行その八

〈 神戸中華街・南京町 〉西摂津紀行その8

 

     前回の問題 解答
 『うれしいひなまつり』に出てくる官職名は、「右大臣」です。

 
 
     今日の問題  
 柳川さげもんで、「愛嬌美人」になるよう願って結ばれるのは、何の人形でしょう。
         

 

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