5月のわくわく学習会のテーマは、「『共同幻
想論』と国家の探究 第四回」でした。
『共同幻想論』によれば、共同幻想と個人幻想
との間には、「関係の絶対性」があるそうです。
個人が共同体などに縛られて、精神的にも肉体
的にも身動きできないとなれば、「関係の絶対性」
は否定的に働いていることになります。
個人と共同体が、相互に共立できていれば、
「関係の絶対性」は肯定的に働いていることになり
ます。
共同幻想と個人幻想との間には、「関係の相対
性」もあります。
個人と共同体は、ある時は対立しても、ある時
は協調できるものです。
だからといって、対立しないように協調を優先
したり、協調せずに対立してばかりでは、相互の
関係は悪化するばかりです。
対立も協調もしながら、折り合いを付ける、
「関係の相対性」を求める姿勢が問われています。
6月のわくわく学習会は、日常生活において必
要な物を自給自足する実践例を、学びます。
< 6月のわくわく学習会 >
と き 6月18日(土) 14時00分~15時00分
ところ 開進学園
テーマ 森の中での自給自足
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613(14時から)
前回の問題 解答
太陽が黄経90度を通過した日は、二十四節気で
「夏至」と呼ばれます。
今日の問題
『共同幻想論』で、都市庶民の共同幻想にも、
インテリの共同幻想にも、属せず自死を選んだ
作家として取り上げているのは、誰でしょう。
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