横利根川は、利根川本流と北利根川(常陸利根
川)を、南北に結んでいます。
通常は、北利根川側から利根川本流側へ、横利
根川を北から南へ、流れています。
ところが、利根川の上‣中流域で洪水が起きる
と、利根川本流の洪水が、横利根川を南から北へ
進み、さらには北利根川へ流れ込み、大きな被害
を起こします。
そこで、利根川本流の洪水が、横利根川へ流れ
込まなくするための装置が、望まれました。
洪水は過ぎたとしても、利根川本流の水位が、
横利根川の水位よりも高いと、船の運行ができな
くなります。
利根川本流の水位と横利根川の水位の違いを越
えて、船の航行を可能にする装置が、望まれまし
た。
この二つの願いを叶えるために建設されたの
が、横利根閘門です。
横利根閘門が完成したのは、1921年。
それから100年を過ぎても、今なお現役です。
レンガ造り閘門の傑作として、重要文化財に、
指定されてもいます。
〈 飛び立つ水鳥 〉 房総紀行
前回の問題 解答
アカウミガメには、温度依存的性決定機構が働
きます。
孵化期間の温度が29℃以上では、メスになりや
すい傾向があります。
今日の問題
太平洋とカリブ海を結ぶ、世界最大の閘門式運
河は、何でしょう。
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