銚子半島の南西端に突き出ているのが、長
崎鼻です。
平坦な磯浜に過ぎないようですが、非常に
古い地層が表出しています。
形成されたのは、白亜紀。
約13500~6500万年前になります。
本来は深い海底に堆積していた地層が、地
上に顔を出しました。
長崎鼻の先に岩礁があります。
宝満(大宝満と小宝満)です。
2000万年前ごろに活発な火山活動があり、
その際の噴出物が固まってできました。
マグネシウムの含有率が高い、日本では珍
しい「高マグネシウム安山岩」です。
新旧の地層が近接している、貴重な海岸で
す。
〈 恐竜時代の地層の上に 犬吠埼灯台 〉
房総紀行
〈恐竜時代の地層の上に 君ヶ浜〉房総紀行
〈 海の三大難所 銚子河口 〉 房総紀行
〈 空を歩くヤギ 〉 房総紀行
〈 跨海人道専用橋・中の島大橋 〉房総紀行
〈 證城寺のタヌキ 〉 房総紀行
前回の問題 解答
山で雨水をより多く貯めるのは、地中深い
母岩部です。
今日の問題
長崎鼻には、干潮時だけに見られる礫岩層
があります。
その地層が形成されたのは、いつごろでし
ょう。
A 約5万年前
B 約50万年前
C 約500万年前
D 約5000万年前
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