小名浜港は、江戸時代、東北地方の太平洋岸各地と江戸を繋ぐ、重要な中継港でした。
それゆえ、江戸幕府の直轄地にされました。
常磐炭田が開発されると、石炭の積み出し港として栄えます。
やがて常磐炭田が閉ざされると、今度は石炭の輸入港として栄えます。
付近の火力発電所で用いる石炭を、世界各地から輸入するためです。
小名浜港の北側に、丘陵が張り出しています。
標高40mほどの丘陵頂上部は、広大な三崎公園になっています。
様々な施設がある中で、秀逸は「潮見台」です。
階段を上る形式の展望台の先は、海岸から海上へ円筒橋が突き出ています。
円筒橋の終点は、眼下に海食崖を見下ろす、絶景スポットでした。
〈 茨城県海岸線の北端・福島県海岸線の南端 鵜ノ子岬 〉本州外周 その9
〈 鹿島灘と鹿島台地 〉本州外周 その3
〈 鹿島灘と鹿島港 〉本州外周 その2
〈 茨城県の最東端 〉本州外周 その1
前回の問題 解答
『小倉百人一首』で次の「 」に入るのは、「かさぎ」と「白き」です。
「 」の渡せる橋に置く霜の
「 」を見れば夜ぞ更けにける
今日の問題
三崎公園から西北へ約13kmの地点にあり、建造物として福島県内で唯一国宝に指定されているのは、何でしょう。
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