〈 小名浜港と三崎公園 〉本州外周 その11

 小名浜港は、江戸時代、東北地方の太平洋岸各地と江戸を繋ぐ、重要な中継港でした。
 それゆえ、江戸幕府の直轄地にされました。

 常磐炭田が開発されると、石炭の積み出し港として栄えます。
 やがて常磐炭田が閉ざされると、今度は石炭の輸入港として栄えます。
 付近の火力発電所で用いる石炭を、世界各地から輸入するためです。

 小名浜港の北側に、丘陵が張り出しています。
 標高40mほどの丘陵頂上部は、広大な三崎公園になっています。
 様々な施設がある中で、秀逸は「潮見台」です。

 階段を上る形式の展望台の先は、海岸から海上へ円筒橋が突き出ています。
福島県 三崎公園 潮見台

 恐る恐る円筒橋の中を進みます。
福島県 三崎公園 潮見台 突端

 円筒橋の終点は、眼下に海食崖を見下ろす、絶景スポットでした。
福島県 三崎公園 潮見台 眼下の崖

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      前回の問題 解答
 『小倉百人一首』で次の「 」に入るのは、「かさぎ」と「白き」です。
   「 」の渡せる橋に置く霜の
    「 」を見れば夜ぞ更けにける
 

      今日の問題 
 三崎公園から西北へ約13kmの地点にあり、建造物として福島県内で唯一国宝に指定されているのは、何でしょう。
 

 
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