2011年に発生した東北地方太平洋沖地震は、福島県内各地に多大な被害を及ばしました。
その中の一つが、賽ノ河原です。
賽ノ河原(いわき市)は、塩屋崎の北に位置する薄磯海岸にありました。
そこへ巨大地震と巨大津波が押し寄せ、洞穴内へ入れなくなりました。
そのため、遙かに塩屋崎灯台を見渡せる海崖上に、賽ノ河原は移転されました。
賽ノ河原は、亡くなった幼子の成仏を祈念する場です。
平沼ノ内弁天岬の賽ノ河原には、夥しい数の石仏や地蔵様が林立しています。
一画に建立された石碑には、『鎮魂慰霊之碑』とともに、次の言葉が彫られていました。
賽ノ河原の幼子や
永い眠りの水子たち
之より先は御佛の
慈母観音に抱かれて
日夜楽しく群遊ぶ
〈 茨城県海岸線の北端・福島県海岸線の南端 鵜ノ子岬 〉本州外周 その9
〈 大洗海岸 〉本州外周 その4
前回の問題 解答
『小倉百人一首』で次の「 」に入る語句は、「天の原」と「三笠の山」です。
「 」ふりさけ見れば春日なる
「 」に出でし月かも
今日の問題
「賽ノ河原」の「賽」とは、何を積んで仏に捧げるのでしょう。
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