お月見にススキを供えるのは

 仲秋の名月を前にして、手作りの置物
をいただきました。
 満月の下、ウサギが二匹はしゃいでい
ます。
 かたわらには、ススキが供えられてい
ます。

 ところで、お月見にどうしてススキを
供えるのでしょう。

 ススキは、古くはカヤと呼ばれていま
した。
 「刈」り取って「屋」根にすることから、
「カヤ」となったと言われています。
 
 晩秋に、「カヤ刈り」が始まります。
 初冬には、「カヤ寄せ」が行われます。
 春になると、カヤ葺き屋根が葺き替え
られます。

 カヤは、屋根だけでなく、俵などの材
料として、非常に重宝されました。

 仲秋を迎えて、カヤ(ススキ)は一斉に
花を咲かせます。
 お月見にススキを供えるのは、月の神
にカヤ(ススキ)の生育を感謝するととも
に、これから始まるカヤ(ススキ)仕事の
無事を祈るためのようです。

 詳しくは、『学園だより 仲秋の名月』
を、お読み下さい。

meigetsu okimono
  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 ムラサキシキブの花言葉は、賢さ・上
品・聡明・知性・・・です。
 

 

        今日の問題 
 斎藤茂吉が詠んだ下記の歌の「 」に
入る語句は何でしょう。
  たくましげ箱根の山に夜もすがら
   「 」をてらす「 」のさやけさ

 

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