欧米文学が日本に紹介されるに伴い、短歌俳句滅亡論が叫ばれるようになりました。
与謝野鉄幹は、次のように綴っています。
「 田の草を除くことが他日の収穫のためになるなら、俳句と短歌とを詩壇より駆逐することを望む・・・」
村野四郎は、短歌を「ホッテントット」、俳句を「ハニワ」と断じた後、こう語っています。
「あの定型俳句が身につけている策のほどこしようもない短い原始的音楽・・・まるで纏足の風習のよう・・・」
日本国内におけるこのような滅亡論とは裏腹に、諸外国では俳句の愛好者が、増加の一途を辿っています。
国際俳句交流協会に参加する国は、どんどん増えています。
「ハイク」は、「ジュウドウ」などと並び、国際的に通用しています。
なぜ俳句が国際的に愛されるようになったかを探ったのが、『 俳句の国際性 』 です。
星野慎一 著 博文館新社
と き 6月20日(土) 14時~15寺
ところ 開進学園
テーマ 俳句の力
連絡先 電話 043-273-6613
前回の問題 解答
「シーボルト台風」です。
今日の問題
イギリスの詩人・ブライスは、『俳句』(全四巻・英文)の中で、「これを読んで私はくやしくて二・三日怒っていました。この文句がうそだからではなく、本当だったからしゃくにさわったのです。」と、述べています。
「この文句」とは何でしょうか。
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