『 いのちの一句 』
いのちの歳時記編集委員会
毎日新聞社
身近なものとなった<がん>と、私たちはどのように向き合えばよいのだろうか。
本書は、がんを経験した人が詠んだ俳句(がん句)と、彼らのがんにまつわるエピソードを集めたものである。
逝く空に桜の花があれば佳し 三波春夫
口づけも夢のなかなり春の雨 小津安二郎
間断の音なき空に星花火 夏目雅子
夏を病む静脈に川の音を聞く 岸田今日子
だーれもいない虫籠のなかの胡瓜 渥美清
前回の問題 解答
「 日本人は皆詩人である 」
今日の問題
「それぞれの花ありてこそ野は愉し 」 を詠んだ作家は、だれでしょう。
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