中秋の名月(九月)には、団子を供えて、
お月見をします。
「六月のお月見」は、聞き慣れません。
『和菓子の今昔』によれば、
江戸時代には、秋のお月見と並び、
六月にもお月見をしたそうです。
秋のお月見は、どの家でも行います。
六月のお月見は、特別の家しか
行いません。
その年に十六歳を迎えた若者が
いる家だけです。
秋のお月見は、十五夜や十三夜に
行います。
六月のお月見は、十六夜に行います。
主役は、十六歳を迎えた若者。
若者は、六月十六日の夜、
饅頭に箸で穴を空け、月を覗き観ます。
成人になる儀式でした。
九月のわくわく学習会は、日本の
お菓子が辿ってきた道を、探って
いきます。
< 九月のわくわく学習会 >
と き 9月12日(土) 14時~15時
ところ 開進学園
テーマ 日本のお菓子
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613
メール wakuwaku@kaishin.jp.net
前回の問題 解答
不遇を嘆いて詠んだのは、菅原道真です。
今日の問題
六月の月見で、饅頭に穴を空けるのは、
何から作られた箸でしょう。
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