源氏が武家の棟梁としての地位を確立したのは、
後三年の役。
この戦いの発端の一つに挙げられているのが、
囲碁です。
囲碁に夢中になるあまり、清原氏が無視されたと
腹を立てたというのです。
それほどまでに熱を上げる囲碁を支えているのは、
碁盤です。
碁石を打った際の感触や音色の善し悪しは、
戦局にも大きく影響してきます。
それは、碁盤の表面だけに限りません。
碁盤を裏返すと、中央に凹みが見えます。
ヘソと呼ばれる凹みです。
写真の碁盤の大きさは、450mm×410mm。
ヘソの大きさは、外周が93mm×90mmで、
内周が55mm×50mm。
深さは、15mmです。
ヘソがあるおかげで、碁盤は歪まず、碁石を
打った時に響きある良い音色を奏でます。
碁盤の裏にあって、けっして表に顔を出さない
ヘソは、まさに「縁の下の力持ち」です。
前回の問題 解答
0℃における熱伝導率は、
新雪:水:氷=1:5:20です。
今日の問題
碁盤の足は、何の実を形どって
作られているでしょう。
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