会津に生まれ、会津の暮らしと自然を、
版画に描いた斉藤清。
会津に生まれ、会津の暮らしと自然を、
詩で表現した竹内智恵子。
二人の気持ちを一つにまとめたのが、
次の著作です。
『 会津の冬 』
版画 斉藤清
詩 竹内智恵子
講談社
今日は、冬至。
冬至の夜を綴った作品を、紹介します。
~ ~ ~ ~ ~ ~
紫蘇風呂
冬至の夜
紫蘇の枯れ木を風呂にたく
だいじに夏場刈り取り
木小屋にぶらさげ乾す
冬至の夜は 風呂は紫蘇の木の香りが
する
この日 紫蘇の枯れ木でたいた風呂に
入ると 中風病みにならぬという
冬至かぼちゃを食べ 紫蘇風呂に入り
家の衆は よい正月になると
みんなで語りあう
~ ~ ~ ~ ~ ~
前回の問題 解答
「ソダ木」は、「いろりにくべる雑木
」です。
「おがり」は、「成長する」です。
今日の問題
冬至かぼちゃの「黄色いかぼちゃ」と
「赤い小豆」には、どのような意味が
込められているでしょう。
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