菖蒲湯

 「端午」の、「端」は「初」の、「午」は「五」の意
味です。
 もともと「端午」は、「初五」、それぞれの月
の初めの「午の日」を指していました。 

 月の十二支は、次のような関係にあります。
   寅 太陰太陽暦の一月
   卯 太陰太陽暦の二月
   辰 太陰太陽暦の三月
   巳 太陰太陽暦の四月
   午 太陰太陽暦の五月
   ・・・
 太陰太陽暦の五月は、午の月に当たります。

 古くは一年に十二日あった「端午」は、「午
の月=太陰太陽暦の五月」の「初五」、すなわ
ち五月五日だけとなります。

 端午の日には、菖蒲を軒先に飾り、菖蒲を
浮かべた湯に入ります。
 菖蒲は、邪気を払い、風邪の基を絶つと言
われてきました。

 菖蒲湯に浸かり、芳香を満喫しながら、窓
から吹き込む薫風に打たれていると、元気が
増していきます。
 

菖蒲湯
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

     前回の問題 解答
 少年が「腹減った」と言った際、がばいばあ
ちゃんはこう言ったそうです。
  「気のせいや」

 

      今日の問題 
 「菖蒲」は、「しょうぶ」と読まれる前、何と
読まれていたでしょう。

 
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