虹の中のアイスランド その11

 一つの街から別の街へ移動すると、道路沿いに
二つの物が目に留まります。
 一つは、源泉から引いている、温泉を通すパイ
プです。
 もう一つは、小さな溶岩を積み重ねた、高さが
2mほどのケルンです。

 標高が高い山中ならいざ知らず、海岸に近い
平地でも、数十m間隔で、ケルンが築かれてい
ます。
 冬期(アイスランドでは、短い夏期以外の大半
は冬期)に、ブリザード(雪あらし)に遭遇して自
動車が運転不能になった際、次のケルン・次のケ
ルン・・・と、ケルンを頼りに街まで歩いて辿り
着くためです。

 ブリザードがさらに激しくなり、歩き続けられ
なくなった危険な状態に備えて、道路沿いの所々
に、目立つように色鮮やかな屋根を持つ、救命小
屋も建てられています。   < つづく >

アイスランド 日本 世界地図 赤矢印
 
   虹の中のアイスランド その10

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   虹の中のアイスランド その3

   虹の中のアイスランド その2

   虹の中のアイスランド その1

 
 
       前回の問題 解答
 98年前の3月23日、日本で初めての赤・黄・青の
三色自動信号機が設置されました。
 この赤灯と黄灯と青灯には、それぞれ次の語句
が書かれていました。
   赤灯 → トマレ
   黄灯 → チウイ
   青灯 → ススメ
 

 
        今日の問題 
 英語のcairnは、日本語で「ケルン」と書き表さ
れています。
 では、英語のCairnsは、日本語で何と書き表
されているでしょう。
     

 
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