一つの街から別の街へ移動すると、道路沿いに
二つの物が目に留まります。
一つは、源泉から引いている、温泉を通すパイ
プです。
もう一つは、小さな溶岩を積み重ねた、高さが
2mほどのケルンです。
標高が高い山中ならいざ知らず、海岸に近い
平地でも、数十m間隔で、ケルンが築かれてい
ます。
冬期(アイスランドでは、短い夏期以外の大半
は冬期)に、ブリザード(雪あらし)に遭遇して自
動車が運転不能になった際、次のケルン・次のケ
ルン・・・と、ケルンを頼りに街まで歩いて辿り
着くためです。
ブリザードがさらに激しくなり、歩き続けられ
なくなった危険な状態に備えて、道路沿いの所々
に、目立つように色鮮やかな屋根を持つ、救命小
屋も建てられています。 < つづく >
虹の中のアイスランド その10
前回の問題 解答
98年前の3月23日、日本で初めての赤・黄・青の
三色自動信号機が設置されました。
この赤灯と黄灯と青灯には、それぞれ次の語句
が書かれていました。
赤灯 → トマレ
黄灯 → チウイ
青灯 → ススメ
今日の問題
英語のcairnは、日本語で「ケルン」と書き表さ
れています。
では、英語のCairnsは、日本語で何と書き表
されているでしょう。
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