カテゴリー別アーカイブ: 大地の恵み

スギナの子

  ツクシ 誰の子 スギナの子
  幼いころの声が聞こえてきます。
  雨がしばし止んで道ばたに目をやると、かわいいツクシが一面に。
  ずいぶん久しぶりの再会です。
  今から三億年も昔に、十数メートルもの木立を成していたなど、想像もつきません。
 
  
     starblue 前回の問題 解答 starblue
  山崎で淀川に合流する三川は、次の通りです。 
       桂川  宇治川  木津川  

     starpink 今日の問題 starpink
  1882年4月6日、自由党総理のA氏が襲われ、「・・・」と叫んだと伝えられています。
  Aと「  」に、何が入るでしょうか。

      開 進 学 園  ホームページ

咲かぬなら 咲くまで待とう シクラメン 

  例年なら12月に咲き出すシクラメン。
  今冬は、花が咲かないどころか、花茎の姿すら現れません。
  夜から朝にかけての寒気に備え、ビニール袋でミニ温室を作りました。
  水遣りも、土の様子をよく観察して、慎重に丁寧にしました。
  世間では、シクラメンの季節が過ぎ、桜など春の花が満開です。
  三月も末、花茎が一本、姿を現しました。
  四月に入り、ついに一輪開花。
  「はにかみ」ながら、「遠慮」がちに。
  それで分かりました。
  シクラメンの花言葉が、「はにかみ」と「遠慮」である理由が。
  咲かぬなら 咲くまで待とう シクラメン
   

  
       starblue 前号ブログ 問題 解答 starblue 
  13 × 17 = ( 1 + 1 ) × 10 × 10 + 3 × 7
          = 221
   13 × 31 = ( 1 + 3 ) × 10 × 10 + 3 × 1
           = 403

         starpink 今日の問題 starpink
  ① 日本の鉢物の出荷量のうち、シクラメンは何パーセントを占めるでしょうか。
  ② シクラメンの出荷量が一番は、何県でしょうか。
       開 進 学 園  ホームページ

八ッ場 水流れる川

  アムステルダムやロッテルダム(オランダ)のように、ダムは、本来、町、村、地域に住む人々を水害から守りながら、その地で住み続けるためのものでした。
  人々を追い出し、ふるさとを水没させては、ダムとは言えません。
   
  どうか吾妻川も、永遠に水流れる川であり続けますように。
  八ッ場が、ダムの名称としてではなく、山から流れ落ちる一筋の沢の名称として、留められますように。

     水流れ 血潮流れて 川は生き 人も生く
      水止まり 血潮止まれば 川は亡く 人も亡し

           開 進 学 園  ホームページ

  
  

星の瞳 ほしのひとみ

  摘み取られなかった蕗の花茎はぐんぐん背を伸ばし、蕗の草茎もどんどん葉を広げています。
  その根元で、青く輝く姿が見られるようになりました。

    
  他の花々のように愛でられることは少なく、「雑草」として一括りされて踏みつぶされがちな花。
  挙げ句の果ては、その名前=オオイヌノフグリ。
    
  低くても、気高く立ち続けます。
  ひ弱そうでも、力強く咲いています。
  かすかにではなく、青々と光り輝いています。
  星の瞳という、本来の名前で。
      開 進 学 園  ホームページ

日陰の身から 檜舞台へ

  工事用の足場に押され、ブルーシートに囲まれ、椿はしょんぼりと日陰の身に。

    
  痛そうにしているならと、床の間に活けました。

  
  するとどうでしょう。
  檜舞台に立ったせいか、椿はそれまでの堅い蕾を開きだしました。
       開 進 学 園   ホームページ

応答する桜桃

  ご近所の方から頂いた桜桃の苗木を、自宅の庭に植えたのは、二十年以上前。
  植木はぐんぐん成長し、三月には一面花盛り。五月になると、さくらんぼの実をたくさん付けてきました。

  ところが、そのご近所の方が体調を崩され、千葉から離れた地で療養されることになりました。
  すると、桜桃の木が枯れ出します。
  樹勢は、衰えるばかり。
  ついには根元から切り倒せざるをえませんでした。

    
  それから三年、根元から小枝が伸び出しました。
  そして、先には蕾が。

   
  このところの温かい陽気に誘われて、小枝は一本だけ満開となりました。
  ご近所だった方の体調が、好転されたのではないでしょうか。
         開 進 学 園  ホームページ


  

私は花

  私は悲しい花。
  仲間が、花を咲かす前に摘み取られて。

  
  私は悲しい花。
  仲間が、高温の油風呂に入れられて。
   
  でも、私はもう悲しまない。
  人間のお腹に入った仲間の分まで、子孫を増やさなくちゃ。
  花茎に続いて伸びる葉茎も、またまた摘み取られるとしても。
  私は逞しく咲く花。
         開 進 学 園  ホームページ