〈 最大の砂嘴 富津岬 〉千葉県の自然で一番 その11

 沿岸流が運んだ砂礫が、鳥の嘴(くちばし・し)のよ
うに堆積した地形を、砂嘴(さし)と言います。

 浦賀水道東岸を北上する沿岸流が運んだ砂礫と、東
京湾東岸を南下する沿岸流が運んだ砂礫が体積してで
きた砂嘴が、富津岬です。

 写真は、富津岬の先端部です。
 写真の左側が、浦賀水道側です。
 写真の右側が、東京湾側です。
 浦賀水道側は、波が立っています。
 東京湾側は、波が穏やかです。
 
 浦賀水道東岸を北上する沿岸流は、以前のように砂
礫を運んでくれるどころか、富津岬を南側から浸食し
ています。
 そのため、浦賀水道側の富津岬南岸は、コンクリー
トで護岸されています。
 一方、東京湾側の富津岬北岸は、砂浜と浅瀬が続い
ています。            

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富津岬
 

 

 

 

 

 

  

 

 

       前回の問題 解答
 カロテン・カルシウム・ビタミンC・食物繊維がたっぷ
り含まれているのは、ダイコンの葉の部分です。
  

 
        今日の問題 
 北側は富津岬と観音崎を結ぶ線、南側は洲崎と剱崎
を結ぶ線によって区切られる海域は、何と呼ばれるで
しょう。
         

 
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