「夏至の前後における昼間時間は長い」と言われてい
ますが、長いという実感はあるでしょうか。
この時期は、雨や曇りの日が多く、太陽はあまり姿
を見せません。
東京の昼間時間は、夏至が平均14時間35分、冬至が
平均9時間45分で、夏至の方が4時間50分長くなってい
ます。
東京の晴天率は、夏至が平均21%、冬至が平均65%
で、冬至の方が三倍も高くなっています。
東京の日照時間は、夏至が平均3時間17分、冬至が
平均5時間12分で、冬至の方が1時間55分・約2時間長く
なっています。
日常生活において、前もって計算によって算出され
た昼間時間と、当日実際に陽の光を浴びた日照時間と
で、どちらに実感が湧くかといえば、断然日照時間で
しょう。
かくして、日本では、冬至に柚子湯などの様々な風
習が残っているのに対して、夏至の風習はあまり聞き
ません。
近畿地方におけるタコ食、二見浦(三重県)での夏至
祭りなどを除いて。 <つづく>
前回の問題 解答
1923年に、野島崎沖を震源として発生(マグニチュ
ード7.0以上が五回)したのは、関東大地震(関東大震
災)です。
今日の問題
二見浦(三重県)の夫婦岩の間に見える日の出は、夏
至の日、何山の背後から昇ってくるでしょう。
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