カメが長寿の象徴と考えられてきた第四の理由
は、「体が大きいこと」です。
哺乳類の最大寿命は、ゾウの77年やウマの62年
に対し、ハツカネズミは2年です。
鳥類の最大寿命は、ダチョウの50年に対し、ハ
チドリは5年です。
いずれも、体の大きい方が、長く生きていま
す。
100年以上もの長寿記録を残しているゾウガメ
は、甲羅の長さが1.3mを超し、体重が200kgを超
えています。
ガラパゴス諸島に住むガラパゴスゾウガメは、
半年間も絶食に耐えられます。
餌が豊富な期間は、栄養をたくさん取り込んで
成長します。
餌が乏しい期間は、それまでに体内に蓄積して
きた分で、動かずに過ごします。
栄養分をたくさん蓄えられる大きな体があれば
こそ、南アメリカ大陸から1000kmほども離れた
ガラパゴス諸島へ渡ることができ、その後の厳し
い環境に適応できたのでしょう。 < つづく >
カメは萬年 その一
前回の問題 解答
江戸時代の中期に元禄地震が起き、巨大津波を
発生させました。
九十九里浜のある村で村民の72%が亡くなった
津波は、第二波でした。
今日の問題
「ガラパゴス諸島」の「ガラパゴ」とは、スペイン
語で「何カメ」のことでしょう。
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