メダカの選択 その五

 メダカは、狭い住環境でも生き抜ける
ように、小さな体で一生を終える道を、
選びました。
 個体としては狭い住環境に耐えながら、
種としては住環境を次第に拡大していき
ます。

 気の遠くなるような歳月を経た現在で
は、中国や東南アジアを中心に、西のイ
ンドから、東の日本まで、広大な範囲に
生息しています。
 メダカの分布から、昔のアジアの水系
は繋がっていたと分かります。

 今から数万年前、日本列島はユーラシ
ア大陸と陸続きでした。
 現房総半島と現三浦半島が東京湾を囲
むように、古薩南・沖縄諸島と古先島諸
島が湾を囲み、古黄河と古長江は現河口
より数100~1000km先まで流れ込んでい
ました。
 九州地方など日本列島西部の河川は、
古黄河の支流でした、
 この水系を伝って、メダカは中国から
日本へ泳いで来たのでしょう。
            <つづく>
 

  メダカの選択 その四

  メダカの選択 その三

  メダカの選択 その二

  メダカの選択 その一

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     前回の問題 解答
 落花生の都道府県別生産量第一位は、
ダントツで千葉県です。
 第二位は、茨城県です。
 

      今日の問題 
 メダカは、北海道まで泳いで行ったで
しょうか。
   

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