会津 みしらず柿

 会津の秋を代表する味覚は、みしらず柿です。

 漢字で書けば、身不知柿。
 身の程を知らぬ位に、一本の木にたくさん実を
つけるからのようです。
 今まで食べた柿をはるかに超えるおいしさから
きているという説もあります。
 それなら「味不知柿」とも書けそうです。
 みしらず柿は、渋柿です。
 収穫したら、箱に入れ、焼酎を吹きかけます。
 すっかりいい気分になった渋柿は、渋味が抜け
甘柿に変身します。
 みしらず柿は、食用とともに、会津の伝統産業を
支える大事な素材でもありました。
 会津塗を作る過程で、初めに使われるのが、
柿渋です。
 みしらず柿から得られた柿渋が、漆塗りの下地に
用いられます。
 会津では、出荷用に畑で栽培するのとは別に、
各家庭の庭にみしらず柿を植えました。
 街中にいても、秋の風情がそこここから目に
飛び込んできます。


    starblue 前回の問題 解答 starblue
 「樋口一葉」です。
     starpink 今日の問題 starpink
 昔、しゃっくりが止まらない時に用いたのは、
どんな果物のヘタでしょう。
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会津 みしらず柿」への1件のフィードバック

  1. ・・・・なんだろう?
    しゃっくりが止まらない時に
    果物のヘタを??
    気になります!
    明日の回答を楽しみにしています(^^)

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