脳梗塞を始めとして次々に発症する山田規畝子さんは、幼い息子への想いを認めています。
私が健康なら、しなくてすむがまんを、いっぱいしてきたことだろう。
苦労をかけている張本人としては、いつもすまなさでいっぱいである。
だが、彼は「思いやり」がどういうものであるかを、確実に学んでいる。
子どもには、生まれながらにして、経験を栄養にして育つ力があると、思わずにはいられない。
『壊れた脳 生存する知』
山田規畝子 著 講談社
楽しいことでも、苦しいことでも、うれしいことでも、いやなことでも、経験はすべて自分自身の成長の糧となります。
経験は、次の機会か、次の次の機会か、長い期間を経た後の機会か、いずれにしてもいつかの機会に活かせます。
私の脳の外にいる人には、けっしてのぞくことのできない、私だけの世界。
脳が壊れた者にしかわからない世界。
正常な人は気づかない、誰も立ち止まって見たこともない脳の中。
わたしは、高次脳機能障害という未知の世界に、医者としてひどく心を奪われていた。
どんな本にも書かれていない摩訶不思議なことが、毎日、私自身の身に起こるのだ。
< つづく >
壊れる前に その五
壊れる前に その一
〈 なぜ勉強するのか 〉表現学習の作品から
前回の問題 解答
北野天満宮には、約1500本ほどの梅の木が植えられています。
今日の問題
次のことわざの「 」に入る語句は、何でしょう。
「 」は成功の母
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