『 太古のニホン島 』 10月の開進学園だより

 日本列島も日本海も存在していなかった遥か昔、ユーラシアプレートは太平洋プレートに直接押されていました。
 その結果、ユーラシア大陸東縁部に海岸山脈が形成されます。
 やがて、ユーラシア大陸東縁海岸山脈の西側が窪み、湖沼地帯になります。

 2500万年前ごろユーラシア大陸東縁湖沼地帯に海水が入り込み、原初二ホン海が誕生します。
 原初二ホン海を抱え込んでいた北半島部と南半島部は、ユーラシア大陸から東方へ離れて北島部と南島部になります。
 この北島部と南島部が、原初二ホン北島と原初二ホン南島です。

 1500万年前ごろ、「原初二ホン北島と海峡部と原初二ホン南島」が連なり、「太古のニホン島」が誕生します。
 この海峡部は、フォッサマグナと呼ばれ、南北約250km・東西約170km・深さ約6000mで、世界屈指の大地溝帯です。

 海峡部(フォッサマグナ)は、北部は営々たる堆積作用の積み重ねによって、南部はフィリピン海プレートに乗った旧イズ諸島の衝突によって、陸地化されます。
 海峡部(フォッサマグナ)の陸地化に伴い、「太古のニホン島」は本州をはじめとする日本列島に姿を変えていきます。

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『日本海・象潟大地震 』 2月の開進学園だより

『路面電車の新地平 』 1月の開進学園だより

 
 
 

      前回の問題 解答
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、降雪日(25mm以上の降雪があった日)が一番多い12月で、降雪日は平均して4.7日です。
    
 

 
      今日の問題  
 「フォッサマグナ」の「フォッサ」と「マグナ」は、ラテン語でそれぞれどのような意味でしょうか。
       

 

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