日本列島も日本海も存在していなかった遥か昔、ユーラシアプレートは太平洋プレートに直接押されていました。
その結果、ユーラシア大陸東縁部に海岸山脈が形成されます。
やがて、ユーラシア大陸東縁海岸山脈の西側が窪み、湖沼地帯になります。
2500万年前ごろユーラシア大陸東縁湖沼地帯に海水が入り込み、原初二ホン海が誕生します。
原初二ホン海を抱え込んでいた北半島部と南半島部は、ユーラシア大陸から東方へ離れて北島部と南島部になります。
この北島部と南島部が、原初二ホン北島と原初二ホン南島です。
1500万年前ごろ、「原初二ホン北島と海峡部と原初二ホン南島」が連なり、「太古のニホン島」が誕生します。
この海峡部は、フォッサマグナと呼ばれ、南北約250km・東西約170km・深さ約6000mで、世界屈指の大地溝帯です。
海峡部(フォッサマグナ)は、北部は営々たる堆積作用の積み重ねによって、南部はフィリピン海プレートに乗った旧イズ諸島の衝突によって、陸地化されます。
海峡部(フォッサマグナ)の陸地化に伴い、「太古のニホン島」は本州をはじめとする日本列島に姿を変えていきます。
前回の問題 解答
ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、降雪日(25mm以上の降雪があった日)が一番多い12月で、降雪日は平均して4.7日です。
今日の問題
「フォッサマグナ」の「フォッサ」と「マグナ」は、ラテン語でそれぞれどのような意味でしょうか。
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