弥生三日 雛人形

 カレンダーで4月9日は、弥生三日
です。
 古くは、農作業が始動する前に、
身を清める日でした。

 川や海に面した地域では、流し雛の
風習があります。
 紙で作った男女一対の人形を、稲藁で
編んだ籠に載せ、川や海へ流します。

 山里では、捨て雛の風習があります。
 土でこねて作った男女一対の人形を、
大地に置いて祈りを捧げます。

 流し雛も、捨て雛も、日が暮れると
すぐに昇ってくる三日月が、やさしく
見守ってくれます。

 少しでも早くしよう、時間を短く
しようとする風潮の中で、多くの
雛人形は弥生三日の三日月に会えずに
寂しがっているかもしれません。

 くわしくは、『月刊 学びあう輪 男雛と
女雛 』を、お読み下さい。

mebina  2016

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

obina 2016

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    前回の問題 解答
13000年前までです。

 

     今日の問題
 江戸時代になって、男雛はどのように
変化したでしょう。

 

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