カレンダーで4月9日は、弥生三日
です。
古くは、農作業が始動する前に、
身を清める日でした。
川や海に面した地域では、流し雛の
風習があります。
紙で作った男女一対の人形を、稲藁で
編んだ籠に載せ、川や海へ流します。
山里では、捨て雛の風習があります。
土でこねて作った男女一対の人形を、
大地に置いて祈りを捧げます。
流し雛も、捨て雛も、日が暮れると
すぐに昇ってくる三日月が、やさしく
見守ってくれます。
少しでも早くしよう、時間を短く
しようとする風潮の中で、多くの
雛人形は弥生三日の三日月に会えずに
寂しがっているかもしれません。
くわしくは、『月刊 学びあう輪 男雛と
女雛 』を、お読み下さい。
前回の問題 解答
13000年前までです。
今日の問題
江戸時代になって、男雛はどのように
変化したでしょう。
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