海を泳ぐ 鯉のぼり

 端午の節句には、日本中の空を鯉が
泳いでいたのでしょう。
 瀬戸内海を渡るフェリーの船上にも
大きい鯉のぼりが泳いでいました。

koinobori  senjyou  2016 05 05
 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 『鯉のぼり』の二番には、次の歌詞が
あります。
    開ける広き其の口に
    舟をも呑まん様見えて
 船は呑めないとしても、小舟ぐらいなら
呑み込めそうな、大きい口をいっぱいに
開けて海を泳いでいます。

 鯉は、ほとんどの期間、川や池の底の
方にいます。
 川や池の表面近くに来るのは、産卵の
ため。
 子孫を繋ぐ営みに、川面からさらに
上方へ、滝を昇ったり、空へ昇る姿を
想像したのでしょう。

koinobori  appu  2016 05 05

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

   前回の問題 解答
 占領体制から安保体制に変わりました。

 

     今日の問題
 『徒然草』で、鯉はどのような魚と
評されているでしょう。

 
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