色なき風 その二

 規模が小さい風なら、人工的に起こせます。
 団扇や扇子、下敷きでも、仰げば風が吹き、体感温度を下げて、涼しさをもたらしてくれます。
 楽器に利用すれば、風琴(オルガン)や手風琴(アコーデオン)になります。
 電気で風を起こす、扇風機もエアコンもあります。

 静岡県など茶畑が広がる地域には、コンクリート製の柱が林立しています。
 柱の上部には、大型の扇風機が取り付けられています。
 夜に晴れ上がると、地表の気温はグングン低下します。
 そこで、地表よりも気温が高い空気を、扇風機で地表へ送り、茶畑を霜害から守ります。<つづく>

カーテン 風 

  色なき風 その一
 
 

 
      前回の問題 解答
 『THE TIMES OF INDIA 2011年3月12日付け』の一面トップに、葛飾北斎の浮世絵『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が、掲載されました。
 インドでは、『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が、津波を描いていると考えられているようです。
 

      今日の問題   
 5月~7月にかけての青葉のころに吹く南風を、何と呼ぶでしょう。
       

 
 
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