奥鹿児島湾の東岸に当たり、西に桜島を望
む、霧島市福山地区は、黒酢の郷と呼ばれま
す。
良い水、良い米、良い気候の三拍子が揃っ
たこの地区は、江戸時代から黒酢造りが盛ん
でした。
さらに、職人の熟練の技が加わります。
その製法は、壺に入れてじっくり熟成する
というものです。
工場生産で一日二日のうちに出来上がる近
代的な製法とは、まったく異なります。
壺に入れて、三年五年と寝かせ続けます。
万の単位を優に越す、黒色の壺が、広い野
原を埋め尽くしています。
< 上野原遺跡 > 大隅紀行 その3
< 霧島火山群 > 大隅紀行 その2
前回の問題 解答
デナリ国立公園の考え方を表わす文の「 」
には、人間が入ります。
「 」は自然にとって闖入者である
今日の問題
黒酢熟成用の壺が立ち並ぶ一帯は、何と呼
ばれるでしょう。
A 壺園
B 壺田
C 壺団地
D 壺庭
E 壺畑
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