「裸子植物の出現」 生きた化石 その二

 イチョウ類が出現するより前の古生代
は、シダ植物の時代でした。
 高さが数十メートルにもなるシダ植物
が、鬱蒼とした大森林を築いていました。
 その名残が石炭層となり、現代社会に
貴重な地下資源を提供しています。
 ただし、精子は水中を泳いで卵子に辿
り着く受精方法のため、生育できる地域
は限られていました。

 そこへ、新しい受精方法を編み出した
植物が出現します。
 イチョウ類をはじめとする、裸子植物
です。

 裸子植物は、体内で精子を泳がす構造
を創り出します。
 精子は、その中を泳いで、卵子へ至り
ます。
 この受精方法により、水辺から遠く離
れた地域まで、生息範囲を拡大します。
            <つづく>

 「イチョウ類の出現」 
    生きた化石 その一
 

イチョウ 敷き詰め
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 子から始まる十二支は、木星の運行を
基にして、つくられました。
 

  
      今日の問題 
 植物の分類上、裸子植物門・イチョウ
綱・イチョウ目には、科が現在いくつ属
しているでしょう。
     

 
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