「イチョウ類の出現」 生きた化石 その一

 イチョウ類が出現したのは、二億数千
万年前と言われます。
 恐竜が活躍していたころです。
 植物では、シダ植物の時代が終わり、
裸子植物の時代に入っていました。

 ソテツと並び、裸子植物の代表的な存
在であるイチョウは、当初から一種だけ
だったわけではありません。
 化石として確認できた範囲で、イチョ
ウ類は十七属に分類されます。

 一億五千万年前ごろ、イチョウ類は全
盛期を迎えます。
 さぞかしたくさんの種類の仲間がいた
ことでしょう。
 
 ところが、現生イチョウを除き、他の
イチョウ類は次々に絶滅していきます。
 イチョウが、「生きた化石」と呼ばれる
一つ目の所以です。    <つづく>

イチョウ 敷き詰め
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 カキの日本への輸入先(2018年)
   第一位 ニュージーランド 52%
   第二位 アメリカ 48%

  

      今日の問題 
 植物の分類上、裸子植物門・イチョウ
綱には、目がいくつ属しているでしょう。
 

 
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