有馬温泉の南側、神戸市街地や西宮市街地の北側に、山並が続いています。
最高峰の六甲山を始めとする、六甲山地です。
今でこそ大都会の至近距離に広がる緑のオアシスですが、以前は様相を異にしていました。
江戸時代、建築用材や燃料用材として、山林は盛んに伐採されました。
江戸時代後期の開港に伴う市街地造成によって、森林伐採は加速度を増し、六甲山地は禿げ山と化しました。
森林が無くなった六甲山地では、土砂崩れガ頻発し、大規模な水害が発生します。
そこで、森林再生の機運が高まり、今日の緑のオアシスを回復したのでした。
作曲家の服部良一は、六甲山地を眺めている時に、『青い山脈』の曲想が湧いてきたそうです。
青い山脈 みどりの谷へ
旅をゆく
若いわれらに 鐘が鳴る
作詞 西条八十
前回の問題 解答
水月湖の年縞は、約3万年前とされてきた姶良カルデラ噴火を、「30078±48年前」の精度で明らかにしました。
今日の問題
六甲山地の最高峰・六甲山の標高は、何mでしょう。
A 139m
B 193m
C 319m
D 391m
E 913m
F 931m
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