井原西鶴は、41歳で『好色一代男』を
刊行し、51歳で『世間胸算用』を刊行す
るまで、小説家として歩み続けました。
それ以前は、俳諧に没頭します。
とりわけ、大量の俳句を連続して速吟
する、矢数俳諧に。
矢数俳諧とは、一日24時間内に、どれ
だけたくさん俳句を詠むかを、競います。
井原西鶴は、次々に記録を更新します。
36歳 1600句
39歳 4000句
43歳 23500句
3秒ごとに、一句、また一句と詠んだこ
とになる、空前絶後の大記録です。
俳諧の息の根とめん大矢数
井原西鶴 八月十日(2017年のカレン
ダー・新暦で9月29日) 永眠
享年 五十二
憂世の月見過しにけり末二年
前回の問題 解答
崇峻天皇の母方の祖父は、蘇我稲目
です。
今日の問題
井原西鶴と同じ年に亡くなった俳人は、
誰でしょう。
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